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2015年6月21日

糠漬けは奥深い

発酵食品を作って楽しむ「仕込み女子」が増えている..時代らしいです。
流行に乗っかっているつもりはないのですが、昨年から始めた糠床が年を越してから味が整いとても美味しくなったため、それならもっともっと美味しくしてみようと、手塩にかけて育てています。

美子の糠床.JPG

毎日、水を適量抜き、塩を加え、天地返しで混ぜて漬け込みます。
最初の頃は、糠床をヘラで混ぜていたのですが、嘘か誠か「乳酸菌は作る人の手に付いていて、それが家庭の味わいとなる」と聞いてからは、糠味噌臭いのもおかまいなしで、手で混ぜることにしました。
洗わない手で混ぜるのは抵抗があるし、殺菌し過ぎたら乳酸菌も死んでしまうかもと思うと、手に付いた乳酸菌の量まで想像している自分が怖いです。

冷たい気温では発酵が不十分だし、発酵が過ぎると酸っぱ過ぎて嫌な風味が出てくるので、25度〜28度を境に、冷蔵庫の野菜室に移動させたり外に出したり、温度を敏感に察知して場所を移動させます。

週に一度は、糠、塩、(昆布、鰹、干椎茸、煮干し)、柚子皮、鷹の爪、ショウガを加えて味を整えます。
(内)は、パックになっている生協のブレンド出汁を使用しています。お手軽で調子良いみたい。

この季節に庭で実った山椒の実を加えると、一段と風味が増してくれます。
山椒の実.JPG

現在はプラスチックの容器なのですが、陶器の器の方が空気を通すからもっと美味しくなるかもとか、糠は煎り糠か?生糠か?どちらが美味しいかとか、別の食材を加えたら味の広がりが増すかもとか、..
考え始めるときりがなく、つくづつ奥深い世界に足を踏み入れてしまったものだと思いますが、もう後戻りする気にはなれません。

毎日の定番は、胡瓜と蕪。
炊きたての御飯に糠漬けだけでも御馳走になるというのは、大人になってこそわかる贅沢なのかも。
美子の糠漬け.JPG

乳酸菌だのビタミンだのの情報がないうちから、糠漬けを最初に作った先人の発想力に脱帽、一層美味しくする方法を見つけてくれた先人のセンスに感謝です!
糠味噌の味は、自分の舌との対話で、これからも日々少しずつ変わって行く事でしょう。
日々の気持や、健康状態なども影響する事でしょう。
私の糠床はこれからどのように成熟してゆくのでしょうか..な〜んて、糠床で人生が語れてしまうほど奥深いもののようです。


2015年6月14日

本の力

先日のニカママがひとりで滞在中の際、暇を持て余しているようなので
興味を持ってくれそうな本を図書館で借りて来ました。

本1.JPG

「山野草」も、「ねこのきもち」もそれなりにパラパラめくってくれたのですが、一番気に入ってくれたのが、97歳のシスター:ジャンヌ・ボッセさん著の「しあわせは涙のあとに届くもの 」。
誰もが持っている「しあわせの在り処」を、分かり易い言葉で気付かせてくれる本です。
ニカママは、あまり本を読む人ではなかったけれど、何度も読み返して「そうだねえ」とつぶやいてくれていました。
暇を解消しただけでなく、読む事でニカママの気持が穏やかに変化した様です。
ジャンヌ・ボッセさんに感謝の言葉を伝えたかったけれど、残念ながら昨年帰天されていました。
亡くなっても、人の心を変える力がある本の力ってスゴいです。

ニカママには、「しあわせは涙のあとに届くもの 」と、彼女のもう一冊の著書「しあわせは微笑みが連れてくるの」を送りました。
元気が出ない時に読み返し、心を建て直してくれますように。

本日は梅雨の気候の中、私が読み始めたのは森まゆみ著 「女のきっぷ」 です。
本2.jpg

きっぷは、気っ風の良いのきっぷ。
女性が生きるのに困難な時代に、信念で立ち向かったきっぷのいい女たちの列伝エッセーです。
人の評価を気にせず、いさぎよく、たくましく、男にこびない、いざとなれば啖呵も切れる女たち。
側にいたらとんでもない女性達かもしれませんが、自分に無い強さに憧れます。
清く美しいシスター:ジャンヌ・ボッセも良いですが、今の私には逞しく生きぬいた猛女達が元気をくれるみたいです。

2015年6月 7日

腹八分?

旦那様とはお仕事で御一緒した事のある素敵なご夫婦を、我が家にお招きしました。
この奥様はとてもバイタリティがあって仕事ができる女なのですが、とてもお料理上手な方でもあります。
私達にはいつも欧風料理でおもてなしをして頂くので、我が家では和風料理でおもてなしする事にしました。
サイトウ家.JPG

午後1時半から夕暮れまで、ゆっくり楽しみましょう!

こちらがこの日のお献立です。
●お酒は、故郷飯田のお勧めの一本、喜久水の「猿庫の泉」一升瓶
●完熟梅の甘煮、クルミとジャコの甘煮の先付け
●トマト・モッツァレラチーズ・生ハムのバジルサラダ
●アサリの酒蒸し
●アジの唐揚げ甘酢餡かけの大皿盛り
●ニンニクの香草包み焼き
●インゲンの胡麻和え
●卵焼きの大根おろし添え
●特製出汁の夏饂飩
●胡瓜と蕪の糠漬け デザート 他
本日のお献立.jpg

いつまでも楽しい話は尽きず、気がつくと外は真っ暗。
時間が経つのをすっかり忘れていました。

で、本日のお献立...気持良い程に、すっかり完食でした。
シメのお饂飩の汁まで完食していただきまして、
最後は冷蔵庫の残り物まで出し尽くしまたが、
...もしかして、これでも足りなかった?!
おっ、美味しかったのですよね!
腹十分の想定量を、嬉しく裏切ってくれました。

まあ、健康には腹八分が宜しいと言う事で!
末永く美味しい食事会を楽しんでまいりましょう。
隆&美子.jpg

2015年6月 3日

ハハーズと同級生

約3週間の「ハハーズ:我が家にて介護付きリゾート生活2015」は幕を閉じ、ハハーズ達は各々のホームベースに無事に帰ってくれました。
ハハーズ飯能窯.JPG

私達の日常は、生活と仕事が渾然一体です。
そこにハハーズが加わるととてもややこしく慌ただしい事になりますが、今年も喜んでもらいながら乗り切った自分達を褒めてあげる事にします。
帰ってすぐは、そこかしこにハハーズの気配が残っていて、まだどこかにいるような錯覚がありましたが、それもだいぶ薄れ元の生活に戻れつつ有ります。

そんな中、今年も高校の同窓会・東京支部に参加して来ました。
今年は幹事年ではないので、集まった同級生は少ないのですが、信州の田舎の思い出話で盛り上がりました。
同級生.jpg

冬に凍らせた田んぼで滑った「下駄スケート」(今残っていたらお宝かも!興味のある方は検索してくださいね)の話なんかができる貴重な仲間です。

恩師のお話の中にありましたが、女子校当時の教育方針は
「男性に頼らなくても生きて行ける、自立した女性を育てる事」だったそうです。
女子校は、文化祭でも部活でも全て女子のみで行い、頼る相手などいなかったのが実情ですが...。
今も皆それぞれ仕事を持ち、家庭と両立しつつ逞しく生きています。
教育方針のおかげさまさまです。