雨の七夕

ニカママの施設のお友達、Aさんのちぎり絵を紹介します。

80歳代女性のAさんは、利き手の右手が不自由なのですが、自由の利く左手で新聞紙や広告をちぎって大きな模造紙に貼り、その作品は施設に飾られ暖かい雰囲気を作ってくれています。

親子パンダのほのぼのとした情愛も、夜空に打ち上げられる花火の華やぎも、それはそれは驚きの表現力です。
信じられないほど高度な、新聞紙の再利用とも言えます。(クリックで拡大します)

「暇だから創っているだけ」とのことですが、子供が絵を描くような純粋な動機は絵を描く原点だと感じ、いつも刺激を受けています。


私たちは、仕事が忙しいやら、庭の雑草が…などと理由をつけて、なかなか思うように描けない凡人ですが、本日は雨の中を水彩画のモチーフ探しに歩いてみました。

で、結局モチーフになるような傑作はなかなか撮れず、雨の中の散歩と食事で終わってしまいましたが、それも良い気分転換になりました。

そう言えば、今日は七夕。
こんな雨模様の空では、今年も織姫と彦星は会えそうもありません。
一年に一度の再会のチャンスなのに、よりによってどうして梅雨時なのよ!
おとぎ話ながら、納得いかない。切ないなぁ。

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コメント

  1. アトム より:

    施設にお世話になっても自分の趣味を持ち込める人は良いですね
    「暇」が一番の大敵で、タオル畳みでも良いから自分の仕事や向上心はとても大事
    自分が入所したらどうしようか、今から想定しておくことも必要かもしれません

    屋外派の自分もこの長雨で腐っています
    まだ向こう一週間は雨のようですし・・
    でも梅雨が明ければ灼熱の夏が待っているんですよね~

  2. カネゴン より:

    去年は猛暑だったのに今年は梅雨寒で嫌になっちゃうね。
    それでもウォーキングは灼熱の中を歩くより、小雨のほうがましかもね。
    カネゴン家も昨日はビールの割引券に釣られて、ジョナサンまで往復したよ。
    今日は茶々丸と家でウダウダ…
    涼しいからと、冷蔵庫の片づけしたわ。

    切り絵はすごいね~
    温かみもあるし、好きだな~
    こういう楽しみがあったら、自分の時間がたっぷりあるし、施設に入っても
    良い老後だよね。

  3. カネゴン より:

    切り絵じゃなくて、ちぎり絵だった…

  4. ヨシコ より:

    アトムさん
    何もしなくていいのに、
    あれだけの作品を仕上げるパワーは
    すごいなぁ、といつも感心しています。
    タオルたたみで時間つぶしなんて、
    なんか嫌だなぁ。

    今のところいつまでも自力で暮らしたい希望ですが、
    私たちも施設に入る日が来るのでしょうか。
    その頃には、自宅に暮らしながら、
    ロボットがサービスしてくれるかもですね。

  5. ヨシコ より:

    カネゴン
    ジョナサンの割引クーポン!
    私も狙ってるんだけど
    二カさんがいまいち乗ってくれないの。
    で、今日は中華にしちゃいました。
    また祥瑞にも一緒に行きたいね。

    時間がたっぷりある中で、
    自由な創作活動ができる老後には憧れるよね。
    そのためには、体力・気力だけじゃなく
    頭も衰えないようにしないとねぇ。
    やっぱりアトムさんのように
    今から備えておく必要があるのかな。(^^)

  6. 黒川直子 より:

    Aさん、すごい。
    このちぎり絵、すごい芸術作品だ。
    センスいいなあ~。
    これが新聞や広告?
    それから七夕の7月7日は父の命日なんだよ。
    もう13年になる。
    今年は雨で織姫と彦星は会えなかったんだなあって私もこの日に思ったよ。

  7. ヨシコ より:

    ナオチャ
    そうでしょ!
    普通の主婦で、特別に美術教育を受けたわけでは
    無いのに、この表現力とセンスの良さ!
    新聞紙の再利用というので、一層尊敬しちゃう。
    美大出の私たちなんて恥ずかしくなっちゃうよ。

    おじさんの命日は、七夕だったんだね。
    それだと、晴れても雨でも、毎年七夕の日は切ないね。