スタッフ紹介二階堂美子気まぐれ日記


2017年8月20日

パンドラの箱

昔の友人たちと、久しぶりに集まりました。
そこで明かされたのは、それぞれが重い病気を克服しようとしていたり、連れ合いが大きな病気を何度も克服して来たという事実です。

こういう話を聞くにつけ、人生は災いに満ちているように感じます。

生まれた時は真っさらで明るかった人生が、幾多の不幸、不運、病気、苦労などを経験したり、話に聞くことでどんどん臆病になって行きます。

若い頃は誰もがそうであるように、私も楽天的でした。
会社を辞めてニカさんと二人でデザイン事務所を運営しながら生きるというのも、今思えば結構リスキーな選択でした。

様々な経験をし、リスク情報を取り込んでしまった今の私は、すごく臆病です。
病院で検査をするのは怖いし、かといって検査をしないでいる勇気も無い。
海外旅行は行きたくても飛行機に乗るのが怖くて、万が一の準備までしちゃうし、それどころか、車の運転さえ事故が怖いのでなるべく運転したくない。
散歩の途中で雷が鳴れば、大きな木の下を避けてあわてて帰宅し、外出の予定があると、時間に間に合うように現地に着くまで緊張しっぱなし。
仕事の最終提出の時などは、何度も何度も確認しないと不安なので、やたら時間がかかってしょうがない。

話は先の友達に戻りますが、とても明るく自然体、勇気があって精神的に大人なのです。
考えても仕方ないことは考えずにその時を楽しむのが一番、という潔さを感じました。

人生が始まると同時にその人のパンドラの箱が開けられます。
災いに見舞われても必ず希望が残ることを心に留めて、成るように成るさと楽観的な自分を取り戻してみようかな。

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立川ワシントンホテル、セルフサービスの飲み放題。
料理の塩味が強すぎるとクレームをつけた健康志向の割には、少々飲みすぎました。

2017年8月13日

まさかの雨

今年は梅雨が明けてから、雨模様の天気が続いています。
散歩の途中で、雨上がりの虹を見つけることの多い夏です。
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週間天気予報を見たら、この日曜だけ曇り晴れ。
他は全滅の曇り雨のようなので、水彩画に描くための風景写真の撮影に多摩川まで出かけました。
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撮影ポイントを探しつつ少し歩いた後で、御嶽の手打ち蕎麦ごろうで新蕎麦をいただきました。
打ち立ての新そばが最高に美味で、目の前に迫る山や多摩川の風景も気持ち良い店です。
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腹ごしらえも準備万端で、いざ撮影!と外に出ると、突然そこに無情の雨。
それも結構な土砂降り。
水彩画用に光を感じる風景写真が撮りたいなぁ、と計画して出かけたのでしたが雨に流れてしまいました。
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ずぶ濡れボートが、黒い岩間の急流を流れて行き、この後転覆して全員川に投げ出されてました。
笑い声で全員元気な様子でしたが、結構なスリルだったかも。
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雨に濡れて喜ぶび輝くのは、草花ばかり。
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予定より早めに帰宅すると、ナオチャからの荷物が届きました。
信州山辺の葡萄は、甘みたっぷりのやみつき葡萄です。
ありがたく、美味しく頂戴いたします。
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雨続きのままお盆が過ぎて、葡萄の美味しい季節になっちゃうなんて、この夏は何処へ!?

2017年8月 6日

厄払い

4月に続いて、またもやニカさんの目に災難です。
夜、階段の横の凸角にぶつけて目尻を切り出血。
その場は応急手当てをして、翌朝眼科へ駆け込みました。
結局、目尻の傷を4針縫う事になりましたが、眼球に異常がなかったのが幸いです。

思えば私も腕をフライパンの淵で火傷したばかりで、他にも小さな怪我が続いています。

これまで大事に至らなかったのは何か暖かい力に守られて来た感がありますが、これ以上不穏なモノを寄せ付けたくありません。

気分のものですが、この度、初めてお祓いを目的に塩船観音を訪れました。
右側の御祈願受付所で受付し、左の護摩堂で祈祷が行われます。
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御祈願受付所ではお坊さまが話しを聞いてくれ、今年の厄年について説明されます。
なんと、私たち二人とも厄年だったのですね。
こんなにたくさん厄年があるとは...
これまでの多々あった厄年に災難がなかったのは奇跡的?
(☟クリックで拡大します)
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護摩堂前のハスの花からも、霊験あらたかなパワーが感じられます。
宜しくお願いします!
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祈祷料は一件五千円。
準備を整えてから、20分ほど祈祷してもらいます。

塩船観音寺は 真言密教の寺院です。
お坊様から「心を込めて祈祷させていただきます」という力強い言葉をいただきながら、お香を手に頂き揉み込み、手から全身を浄めます。
おなじみの「般若心経」、「のうまくさんまんだ〜」が続き「あびらうんけん そわか」では、大きな掛け声とともに御幣で激しく頭の上を祓われます。
清浄な気が身体を満たす気分です。

祈祷の後で、御札守と御浄め塩をいただきました。
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御札守はニカさんが、北を向けず、家の中心に近く、自宅も事務所側も見守ってくれる場所に飾ってくれました。
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ちょっとお札が目立ち過ぎな感はありますが、これで邪気退散、間違いなし!

2017年7月29日

展示会と銀ブラ

東京ビックサイト・Sportec 2017、初日からかなりの賑わいです。
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この展示会で、以前ご紹介したアサップシステムの「マジラン」が、この秋からの製品化に向けてお披露目しました。(↑マジランをクリックで仮サイトにリンクします)
昔スプリンターだった社長が「こんな製品があれば!」と思い描いた夢が、製品化に向けて大きく踏み出します。
製品デザイン、パンフレット、タペストリーなどは、デザイン対応の助成金を活用してエルグデザインが協力しています。
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いくつかのアクシデントが重なり、量産試作が上がったのは展示会の前日。
会場で初めて試作品を検証して、少し安心のニカさんです。
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製品の評判は上々で、既にいくつか有力なお話もいただけている様です。
構想10年、少ない予算でコツコツと進め、ここまでこぎつけたのは立派です。
東京オリンピックでスポーツ熱が高まる中「マジラン」も大きく飛躍してくれる事間違いなし!
私たちも楽しみにしています。
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色使いや動きなどで注目を集めるよう、それぞれのブースで頑張っていました。
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水中歩行運動器...、だそうです。ここまで実現させる本気度はすごいですが。
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会場を後にして、ニカさんは別件の打ち合わせがあったので私は単独自由行動。
銀座の高級ブランドストリートを歩いたら、どんな自分が見つかるか探しに行きました。
ティファニー、ブルガリ、ルイヴィトン、シャネル、プラダ、バーバリー、カルティエ...
ビルはそれぞれ個性的だし、よくここまで都会の一角が生まれ変わったものです。
入り口の大きなドアの内側にはお兄さんが立っていて冷やかし客を牽制しているようですが、ここで怯んではいけません。
意を決して入った店内は、インバウンドの中国人客で賑わっていて、緊張するような高級感が感じられないのは逆にがっかり。
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せっかくなので、軒並み店舗を荒らして(見るだけ...)来ました。
でも、感動モノ、魅力的なモノ、欲しいモノには出会えませんでした。
私の労働に見合う報酬を考えるととても購入する気にはなれないし、そもそもデザイン自体が趣味ではありません。
綺麗サッパリ、別世界を実感して来ました。

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工業デザイン、少ない予算の中でのモノ造りの世界に長く暮らすと、随分堅実になるようです。

2017年7月23日

ムシムシ

真夏日の晴天が長く続いた後に梅雨明けの発表もどうかと思いましたが、梅雨明けした途端に今日は久しぶりの雨模様。

雨のおかげで比較的過ごし易かったですが、連日暑いですね。
蒸し暑いとイライラするのが人情。

ニカママのお世話も一年を過ぎ、最近は若干疲れを感じる事もありました。
ついつい、そんな愚痴をニカさんに伝えてみたら、ニカさんは...
「あなたは正しい。あなたのおっしゃる通り!私も全く同感です。」そして、「良い嫁で居続ける必要はないんだ」と。
そう言われると、全く同感してくれる人にこれ以上言う事もなし、単純な私はスコ〜ンと気分が軽くなりました。
「嫁なんだから、頑張ってくれ」とか、「相手は年寄りなんだから我慢しないと」などと言われたら疲れは倍増です。
同じ状況でも、言葉の選び方一つで気持ちが全然違ってくる。
言霊は大切ですね。


今週の水彩画です。

お互いに初心者のくせに、完成像の理想が高く、選ぶモチーフの難易度が高過ぎです。
美子作は、モネに挑戦した「睡蓮」。描き始めてすぐに事の無謀さを悟りました...。
隆作は、「帽子とウイスキー」。モチーフは麦わら帽子です。フェルト帽子ではありません...。

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美術館などでの絵画鑑賞は、自分でも絵を描いて表現に苦労してから鑑賞すると、展示作品の巧さや凄さが一層実感できます。
見る目を養うためにも、もう少し苦労してみます。

2017年7月14日

褒め言葉

私が料理を作る原動力は、ニカさんが「美味しい!今、日本中でこんなに美味しいものを食べているのはボクだけだ!」と、お世辞半分でも毎日気持ちを伝えてくれている事によります。

気張って料理を作っても食べてしまえば跡形も無いのが残念ですし、子供の頃、新婚の頃、何を食べていたのかあまり思い出せない事もあって、近頃写真に残している我が家の手料理です。
(☟クリックで拡大します)
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先日、奥様の手料理に対して「これまで、美味しいなんて言った事無いなぁ。」という60代の男性が2人も揃っていて、ビックリしました。
それでよく今まで奥様が手料理を作り続けてくれたものと感心してしまいます。

もし、パートナーの手料理に「美味しい!ごちそうさま!」を言っていない方。
この一言は魔法の言葉です。
明日からの手料理が、一段と美味しくなる事間違いなし!ですから。

デザインの仕事でも、同じ事があります。
製品デザイン、設計条件、使い勝手、製品案内パンフレット、などが格段に良くなっているのは分かってくれている雰囲気なのに「良いですね。」と言ってくれないクライアントさんがいます。

「良いですね。」の一言で、これからのデザイン料がハネ上がる事は決してございません!
それどころか、私たちも人間なので喜んでいただけると嬉しくて、一層気持ち良く仕事が進むというもの。
是非「このデザイン、良いですね。」もお試しくださいませね。

こちらは、本日の水彩画二回目の挑戦の成果です。
各々が写真撮影したものを描いてみました。

(☟クリックで拡大します)

美子作、散歩道の黒猫。
美子水彩猫2.JPG
隆作、夏のひまわり。
隆水彩ひまわり.JPG

元写真はこちらです。
猫の写真.jpg ひまわり6.jpg
お互いに、思うように表現できないもどかしさに苦労しながらも楽しんで描いています。

水彩画に関しては未熟者を自覚しておりますので、褒め言葉は将来に残しておいてくださいね。

2017年7月 9日

水彩画・最初の一歩

10年ほど昔、「年を取って時間に余裕ができたら二人でスケッチ旅行に行こうと!」はるか先の夢を見ていましたが、それから10年はあっという間。
年は取りましたが、悠々自適の日々はまだまだ先のようです。

いつ来るかわからない余裕の時を待っていても仕方ないので、ついに本日から長年の夢・水彩画への一歩を踏み出しました!

大昔に使っていた画材は、すでに骨董化しておりまして、
先ずは、画材屋と100円ショップを周り水彩画の道具を一揃い揃えました。
画材-1.JPG
二人とも美大出身だから、絵は上手いだろうと思ってくれたら大間違い。
仕事以外で筆を取ったのは、二人とも本当に久しぶりだし、水彩画もほとんど初体験なのです。
まあ、下手な言い訳ではございますが...。

記念すべき最初のテーマは、林檎を選んでみました。
20分くらいで描いた、練習作第一号です。
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絵は、性格が表れますね。
右がニカさん、左が私の作品です。
ニカさんドラマチックな林檎を狙い、私の方はコツコツと描いてます。
(☟クリックで拡大します)
りんご.JPG

続いて庭の日々草を花瓶に挿し、苦戦しつつ30分ほどで描いてみました。
同じく、右がニカさん、左が私の作品です。
ニチニチソウ.JPG

人の作品を批評するならいっぱしの事が言えますが、実際に自分で描いてみると己の未熟さが身にしみた二人です。

しかし、継続は力なり!
いつか行くスケッチ旅行の日には、軽いタッチでササっと気持ち良い絵が描ける事を夢見て。

2017年7月 2日

老化現象

ニカママは「午後になると足が浮腫むのだけど、医者の先生に言っても、老化だって治療してくれないの。」と不満げでなのであります。
「年を取れば誰でもどこかが傷んで来るけど、食欲はあるし、少し運動すれば大丈夫!」などとなだめて、その場をにごす私たち。

理屈や想像ではわかるつもりでも、本当の辛さはその時になってみないとわからないものなのでしょうが。

6月半ばには、私の母が下血し、入院。
「すわ、大腸ガンが再発か!?」と慌てましたが、検査の結果は「虚血性大腸炎」。
年寄りにはよくある病気で、安静にしていれば1〜2週間で自然に収束するという見立て通りに、今ではすっかり元気になりました。
でも、老化に病名が付くのは、何とも嫌なもののようです。

先週の週末からニカさんは「目の横を光が走る」だの「黒いモヤモヤが横切る」などと網膜剝離の不安を駆り立てる症状があり、週明けに急いで眼科に駆け込みましたが、診断結果は「後部硝子体剝離」

「これは生理現象、つまり老化ですなぁ。」という先生の呑気な診断に、ホッとするやら、ガックリするやら。
これも半年ほどで完全に硝子体が剝離してしまえば落ち着く症状の様で安心しました。

年を取ると、これまでに聞いた事も無いような病気が、たくさん待っているのですねぇ。(^-^;).. 

かく言う私にも、シミやシワが増える、肉が重力に逆らえない、てきぱきと動けない、立ったり座ったりがおっくう、などの老化現象は、随分昔から自覚あり。
でも、まだ老眼じゃ無いし...と侮っていたら、眼科で「白内障の気配がある」と、処方された目薬が「カリーユニ」
その容器に記載されていたのが「老人性白内障治療点眼剤」
老化現象 と 老人は、微妙にニュアンスが違います。
「あえてそこに老人性!って付けなくても良いじゃない?」と、老人という言葉に過敏に反応して軽いショックを受ける私なのでありました。

我が家の車も、そろそろご老体になって来た様で、昨年からウオッシャー液漏れや、エンジントラブルが相次いでおります。
その度の出費は痛いですが、ポンコツ呼ばわりする気になりません。
「車よ、お前も年だものねぇ。」と同類相憐れむ心境です。

思えば、これまで我が家は車と一緒の写真を撮っていませんでした。
お互いにまだ元気なうちにと、本日記念の1枚残しました。

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