スタッフ紹介二階堂美子気まぐれ日記事件簿


2016年8月23日

水難・災難

8月22日は、朝から携帯には頻繁に台風9号による大雨洪水警報が入り、あまりの大量の雨に事務所にいても落ち着かない気分。
青梅地方は昼頃、1時間に100mm超えという記録的な豪雨になりました。

事務所のドアから自宅の玄関まで5〜6歩程なのですが、たったその距離の移動が簡単じゃない。
だって、自宅側の庭が冠水してる〜!
庭の窪んだ部分が100mmの雨をさばききれないようです。
二階堂家.jpg

やっとの思いで自宅に入ると、床下収納庫が床から盛り上がってる〜!
わわ〜!なんで?
収納庫を外してみると、床下が浸水だ...ショック。
床下収納.jpg

水深140mmもの雨水、どこから入ったの?
おかげで午後は、この水をポンプとバケツで排出し、最後は塵取りとモップで仕上げる重労働に追われました。
大きなマイナスを限りなく0に近づける作業は虚しいものです。
浸水.jpg

水も排出し、雨も上がったので、霞川の被害状況を調査に出かけました。
水路にかかる瓦礫、水位はここまで来てましたか。
川が氾濫していたら、床下浸水では済まなかったかも。
氾濫1.jpg

葦も雑草も濁流の流れのままに。
氾濫2.jpg

それでもカモ達は、大水の上を滑るように泳いで、急な流れを楽しんでいるように見えました。
カモ.jpg

虹も掛かって悪夢の終わりを告げているみたい。
虹.jpg

庭の水は、雨上がりとともにたちまち引き、
ただいま床下は、サーキュレーターで強制乾燥中。
乾燥中.jpg

キッチンは現在こんな状況で、床下の乾燥を待ち望んでます。
収納庫2.jpg

青梅に住んで30年になりますが、この2〜3年続く大雪や大雨の災害は尋常ではない感じです。

私の実家は水害地にあったので、生まれた実家は昭和36年の天竜川の氾濫で一階が水没しました。
子供の頃は、収穫期の作物が洪水で流された事もしばしばでした。
親子3代水難に祟られ、今更になって親達の苦労のかけらがわかります。

自宅が大変な被害にあっているのに淡々とインタビューに答える人々からは、太古から災害と向き合って生き延びた人間のたくましさを感じます。

テレビのニュースで、「キャ〜!すごい風で傘が壊れてしまいました〜!」なんて言ってる女子アナ、現実はそんなもんじゃないよ!(▼▼#)

2016年5月28日

奇跡

我が家に来てからのニカママの体調は優れず、自力では何もできない完全介護生活でした。
(藪医者)病院で診てもらっても、年齢も年齢だし、背骨も曲がっているので仕方ないとの事。

お義母さんの周りには、苛立ち、恐れ、悲しみ、不満、不安、が燻って見ているのも辛い気持ちです。

私たちも5日間の介護生活の中で、オムツ替えも、義歯の手入れにも慣れました。
体力の無い人の身体を起こして移動させるのはとても大変で、腰に負担が来るのも体験しました。
義母さんが、今は亡き人や昔の知人と大きな声で会話しているのにも驚かなくなりました。
寝たきりになったら読書三昧できると密かに思っていましたが、読書どころかテレビさえ点けられなくなることも知りました。
ニカさんと、人間こういう時には、何(モノ、道具)が必要なのかなどという話などしながら気を紛らわせました。

そんな5日目の夕方、呼吸はしているように見えるのですがいくら声をかけても反応がありません。
慌てて救急車を呼ぶと心肺停止状態とのことで、救命措置を受けながら青梅市立総合病院へ運ばれました。

落ち着かない気持ちで病院で待つこと5時間。
深夜の緊急病院でニカさんは、「お袋は、ここに死にに来たのかもなぁ。」
「愛する息子の側で過ごして看取られれば、お義母さんも本望だよね。」

と、すっかり諦めていたのですが、青梅市立総合病院のカネダ先生の実力はすごかった。

その場で血液検査をして体の状態を調べ、服用している薬の種類と量を確認し、データを見ながら私たちに状況を詳しく説明してくれました。
どうやら横浜のかかりつけの病院で処方されている薬の配分が良くないようなのです。

緊急で心臓に外付けのペースメーカーを付けるなどの治療を受け、意識が戻ったのは翌日のこと。
それはまさしく奇跡でした。

さらに奇跡は続きます。
面会に行くと、ニカママの様子がすっかり別人のようで、神様のように穏やかな笑顔に包まれていました。
そして「美子さんは、日本一のお嫁さん。隆は幸せだ。本当に今までありがとう」と涙を流してくれ
これまでの楽しい思い出を次々に語り始め、見たこともないような大笑いをしてくれたのです。

思わずニカさんと顔を見合わせ、看護婦さんに「何か劇薬を盛りました?」

でも、あのまま我が家で亡くなってしまっていたら、こんなニカママの言葉を聞く事もなく、私たちには最期を看取れなかった後悔が残ったと思います。

医療とは、本人のみでなく家族のためでもあるとつくづく感じました。

ところで心肺停止の臨死体験中、ニカママはお花畑を見たのでしょうか?

「お義母さん、お花畑見た?」と聞いたら、「塩船観音のツツジが綺麗だったねぇ。」とのこと。
それがあの世の入り口のお花畑なのか、昔の記憶なのか、今となっては定かではありません。

今も入院中ですが、その後は順調に回復し、我が家に来た時よりもずっと元気になっております。
それに伴い、性格も今までのニカママに戻りつつあるのが、嬉しいような、残念なような。

ニカさん曰く「お袋は、ここに生き延びるために来たんだなぁ...。」
どうやら、そのようでございます。

塩船観音.jpg
写真は塩船観音のツツジです。

2012年12月30日

歳末厄落とし

2012年、年の瀬。
今年は自分が変化できた年だったし、家族は皆健康で過ごす事ができたし
来年も早々から面白い仕事が始まりそうです。
でも、無難な日々が続くと人間は不安になるものだなあ...。
こういう時こそ気を引き締めなくちゃ!

...という自覚があったにも関わらず、やってしまいました。
私が一人で買い物に出かけて止めた駐車場。
前向き駐車で、クルッと車止めを越えてしまったのに気がつかずルンルンでお買い物。
帰り際にバックしても、何か重たいし、変な音...何だこれ?
で車を降りて見事に外れたバンパーを見て、瞬時に地獄に突き落とされました。
一年点検を終えて、たった2日目の悪夢です。≫(>_<;)≪ ギャー!
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂<br />
取り急ぎ保険会社に連絡して、レスキューのお兄さんに応急処置をしてもらいました。
外れた部品を頑張って戻して固定してもらったので
なんとかこれでお正月中は乗り切れそうです。ありがとう、お兄さん。
でも車は正月空け早々に、またもや入院かあ。ゴメンね...。(;‐;)
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂<br />
心と懐が傷むけれど、起きてしまった事は仕方ないです。
人を傷付けてしまった訳ではなく、自分が怪我をしたのでもないから
「これで今年の厄は落とせたのだ!」と割り切って無理矢理気持を切り替える事にしました。

その夜は、ご近所みーさんを誘って我が家で手巻き寿司の忘年会。
酔った勢いで嫌な事は忘れて、来年の目標は「チャレンジ!」と盛り上がりました。
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂<br />
みーさんの持参してくれたワインは、その名も「寿司」
ラベルデザインもシンプルで、爽やな香りがお寿司に合うワインです。
ニッチなポイントを付く企画を考えたものだなあ〜と感心します。
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂<br />

お正月の花は干支の巳をモチーフにしたものを飾ってみました。
昇り龍ならず、昇り蛇。上昇する運気で来年を縁起の良方向に導いておくれ!
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂<br />

などとバタバタしている間に、今年もお仕舞です。

年末のご挨拶
今年も関係する全ての皆様に支えられて生き抜く事ができました。
エルグデザイン一同、心から感謝しております。

それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。 





2012年11月14日

Apple騒動

エルグデザインのiMacが、「ハードドライブ交換 (@o@;)..」というリコール対象になってしまいました。
ハードドライブ交換という事は...、
これまで作成したデータや、インストールしてあるアプリケーション全てインストールし直しという事?
考えただけで疲れるなあ。(u_u;) 

サービスセンターに連絡した所「修理は2週間程のお預かりになります!」との事。って、この時代にあり得ない展開でござる...。
「それは、ならん、ならん〜!」 ( ̄□ ̄;)!! 
と粘ってみたら、事務所まで修理に来てその場で交換してくれる事になりました。
粘ってみるものだけれど、30分程で交換できるのなら当然と言えば当然な事だ。

で、中々見る事のできないだろうMac交換時のレポートです。

Macを倒したと思ったら、吸盤をくっ付けます。(マグネットらしいです)
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂
すると、あっさり外れるガラス面。
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂
びっしり詰まっていながらも美しいiMacの内蔵。
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂
一番の懸案だった再インストールはタイムマシーンという機能に救われて、ボタン操作のみで1時間半程で元通りに復元しました。
メデタシメデタシ!
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂
今週は、iPhoneも4Sから5へ機種変更です。
というのも、ウチはこれまで一家に1台しか携帯電話がなかったので、これを機会に2台、
つまり出かけた時に、一人にひとつ持てる事になったわけです。
これで「せっかく公衆電話から電話したのに出ない!」という我が家のチワモメは過去の笑い話になる事でしょう。

我が家のiMacの歴史を3台並べてみました。
デザインは一番奥の初代iPhone3が一番好きです。
手前の最新のiPhone5は、デザインは全くシンプルなモノリスのようです。
iPhone4Sと比べて、接続スピードは格段に早く、本体の重さは軽く、厚さは薄い。
1年毎の進化の早さは何処まで続くのでしょう。怖いくらいです。
東京都青梅市・工業デザイン・プロダクトデザイン・エルグデザイン 二階堂

2011年3月13日

甥っ子達のサバイバル東京

3月9日から三泊四日の予定で、春休みを利用して
実家の双子の甥っ子達が東京見学にやって来ました。
エルグデザイン

四年前に二人で上京した時は、まだ小学6年生だったので
私達の保護付きのお気楽安全旅だったのですが
高校一年になった今回は、別々で初の単独東京歩きが目的です。

上京当日、翌日と、それなりに東京見物を楽しんだ二人。
長野の田舎の高校生ながら、生意気盛りで
「まあ、東京なんてこんなものですかね!」な感じのノリだったのだ。

..そう、10日の賑やかな夕食までは。

東京見学も最終日、3月11日午後に襲った未曾有の東日本大震災。

青梅地方でも未体験な大揺れの中で、私はPCを押さえて動揺しつつも
祈るのは、初めての一人旅で都心にいる甥っ子達の無事。

慌てて、ネットからやTVから情報収集するも
なんとか携帯で無事が確認できるまでの時間の長かった事。


地理も分からず、電車も動かず、寒さの中に取り残されてどんなに心細い事だろう。
結局地震時品川と新宿に別々に居た二人は、別々の小学校の緊急避難所にて
一夜を過ごす事になり、取りあえずは一安心。
本当なら、夜はイタリアンのフルコースを楽しみに帰ってくる予定だったのに
ひとり見知らぬ小学校の避難所で毛布に包まり何を思っているのか?

朝になり各避難所にいる甥達の無事を確認し
「朝の内は混むだろうから満員の電車に無理して乗って来ないで
ゆっくり帰っておいで!」
と最後の連絡を入れる。

しかし、午後になって、3時を過ぎても二人とも一向に帰って来ない。
既に携帯の電池は切れていて繋がらないし連絡さえ入らない。

無事を確認していても元気な顔を見るまでは気持は不安で落ち着かない。

無事を祈る気持は同じでも
今、災害現場の被災者とその家族の不安は想像を絶するものだ。
戦地に息子を送り出す母の気持は、もっと想像を絶するものだ。

不幸な想像が連鎖して行き、心は重く眉間のしわは深くなる。


やっと4時過ぎに帰宅した俊太郎の方は、
「新宿から青梅に戻ろうとしたけど、せっかくだから
今日から始まるレンブラント展を観に上野まで行ってみたら
やってなかったんだ、残念〜!」

うううむ...。この有事に能天気にも程が有る。
大物なのか、バカなのか!

こんな俊太郎ではあるが、前夜は新宿から池袋まで
避難場所を探して2〜3時間は歩いているはず。
全く... 懲りないヤツでもある。

一人確保するも、もう一人が所在不明。既に地震から30時間以上経過。
暗くなり心配が募る中、やっと夕方6時過ぎに帰宅したのは聡一郎。

品川駅が人で溢れていたので、次々に入れそうな駅を探して歩いているうちに
最後は浅草まで行ってしまい、浅草寺を見た後も、
大変な思いをして青梅までたどり着いたらしい。
足に豆を作って「まじ〜地震トラウマになりそう!」と言いながらも気丈な振る舞い。
でも顔には「キツかった〜!」って書いてあるよ。
品川駅から浅草までを、マップで見たら最短でも12Kmはあるから
知らない道を訳も分からず歩いたのなら、有に15Kmは歩いた事だろう。

16歳、「初めての東京ひとり歩き」というより
「東京サバイバル」になっちゃったね。

地震災害のニュースを聞きながら、じっと耳を澄ますふたり。
もしかして今回の旅はたった一日の事で、
二人の東京感だけでなく、人生感にまで影響を与えてしまったかもしれません。

これも、神様が二人に与えた試練だったのでしょう。
今回の自分達の体験から、生き延びる逞しさと
人の辛さも感じられる優しさを持った人間になってれますように。

今回の地震は、時間の経過と共に被害の規模が信じがたいほど甚大になってゆきます。
ニュースを見ていると身体の震えが止まりません。
それに反して季節はのどかで暖かく、道端には春の花オオイヌノフグリが咲いていました。
人間も野の花のように、踏まれても潰されても
太陽を浴びて逞しく生き延びられるよう、心から祈ります。

エルグデザイン

2011年1月 8日

迷いワンコ

ミーコの姿が見えない、いつもと少し違う朝...。

寒かったからどこかで猫団子でも作っているのかな?と思ったら
エルグデザインの事務所敷地内を自由自在に闊歩しているワンコ発見〜!

お隣のワンコ:ジョン君と遊んだり、ミーコの餌を食べ尽くしたり、
あげくのはてにはミーコのお昼寝スペースを陣取り、
ミーコハウスにまで侵入しようとしている。
しかし、これがとっても人なつこくて可愛いコーギーなのだ。
私にすり寄って来てドアの隙間から当然のように家にまで入ろうとするから、
首輪はないけれど飼い犬に違いない。

キーキーと興奮しているミーコを発見したので取りあえず自宅内に確保!

そのうちワンコも自分のウチを思い出して帰るだろうと、しばらく放っておいたのだけれど、よっぽど我が家が気に入ったのか、移動する気配無し。

仕方なく、飼い主探しのために侵入ワンコの写真を撮ってみました。
ミーコよりよっぽど素敵に可愛くポーズを取ってくれてます。
エルグデザインの事務所に侵入

お隣さんも協力してくれて、親切にもジョンのスペースにかくまってくれたので
青梅警察に、迷い犬を確保している事と
飼い主が探していないか連絡してみました。
すると、「取りあえず犬を確保に行きます」との事。
確保...?、それって、そのまま飼い主が現れなかったら始末されるということなのか...。

可愛い目で私を見つめるワンコ。
私が処分への引導を渡してしまったのなら、一生心穏やかで居られない。
なんとかしてあげたいけどミーコはそれを許してくれそうも無い。
神様お願いです。どうか飼い主が見つかりますように!!!

果たして事件の結末は...?!
ワンコの確保に来てくれた青梅警察の2人の警察官は
とても優しく抱っこしてパトカーに乗せて行ってくれたし
間もなく飼い主が見つかったとの連絡もあったので、パッヒーエンドの騒動となりました。

ワンコの写真は飼い主探しのチラシに使われる事もなく
少し甘酸っぱい思い出として私のファイルに残りました。

神様頼みのご利益もまんざらではない、縁起の良い新年の事件簿です。

「この場所は譲れませんからニャン!」
エルグデザインの事務所の主

2010年11月28日

4:天照大神怒る(番外編)

さて、最後はお待ちかねの旅の事件簿(番外編)です。

名古屋駅で新幹線の切符を買い駅弁でも食べながらゆっくり帰りましょう♪
これぞ旅の醍醐味です。
私は「ひつまぶし弁当」に決定〜。
しかし駅の売店にはニカさんの気に入ったものが無いらしい。
外のデパートに色々あるというのでニカさんは一人で買いに行く事になった。
発車まであと25分。駅の待合所で私が全ての荷物を預かり待機する事に。

美「万が一遅れたら、私先に電車に乗っちゃうかも。
でも荷物もあるから発車10分前には戻って来てね。」
隆「大丈夫、大丈夫。じゃ!」

私の先の一言が余計だった。ここで嫌〜な予感はあったんです。

不安は的中し、約束の時間になっても戻らない。
「直接のぞみに乗るなら電話くらい入るだろう」
携帯片手に、重たい二人分の荷物を抱え(合計30kgはある)駅内で狼狽える私。

ここで重要な事は、我が家の携帯は一家に一つ。
iPhone一つしか無い
という事実です。

新幹線乗り場に行こうか..。
しかし、今までもニカさんは気分が悪くなったりのぼせたりして
時間に間に合わないという前科数犯有り

イライラと焦りの中、その場を移動できないまま、ついに予定の新幹線のぞみは出発

名古屋駅で一人残され泣きそうな気分、でも泣いている場合ではない!

「さすがのニカさんも私が新幹線に乗って私が居ない事がわかったら電話が入るだろう。」
と期待を込めて、携帯を握りしめ、重たい荷物を抱えて15分経過。
しかし、携帯に連絡はなし。

「いくらなんでもおかしい..。何か事故でもあったのでは?」

待っていても解決しそうもないので
JRの窓口で私達の指定席に人が乗っているか確認してもらう事にした。

職員は面倒くさそうにしながらも調べてくれて、
「その席、誰も乗ってないそうですけど。」

ここで、一気に高まる不安。
駅の構内呼び出しにも反応無し。
30分以上経過しても携帯には何も連絡が入りません。

ついに不安に耐えきれず、構内の鉄道警察隊へ駆け込む事に。
そこでこれまでの経過を話すと
「それは、、事件性がありますね!」の一言。(●_●;) 

ご主人の様子が分かるものはありますか?
カメラで旅の写真の中からニカさんの顔の分かるものを見せると
その場で本庁に捜索願を出してくれた。
カメラの中のニカさんは場違いなようにニッコリ笑っている。
こんな時に笑っている場合か!

商品デザイン、エルグデザイン
「えー不明者、男性、現在は茶色のジャケット、白髪まじりの髭、
あっ奥さん身長は?
えー身長170くらい、中肉....」
などとニカさんが記号化されて行く。

「何かわかりましたら携帯に連絡しますから。」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

途中ですが、この場を借りて御礼申し上げます。
名古屋駅の鉄道警察隊の方々にはとても親切にしていただきありがとうございました。

その後は他にすべもなく、また駅内をさまよう私。重たい荷物を抱えたまま。
一体どこにいるのか、生きているのか...。
このままでは帰るにも帰れない。泣...。

再度、新幹線の乗車確認してもらっても「指定席には乗っていない」との事で
最後はすがる思いで車内呼び出しをかけてもらうと....

居ました。乗っていました!!!
というより本人が車内で呼び出しに応じたという事だけが分かりました。

この時点で身体の力が一気に抜けた私。
それまで抱えて走っていた荷物が、重くて持てなかったくらいです。

それから間もなくニカさんの乗ったのぞみは東京駅に着き、
名古屋駅にいる私の携帯に連絡が入ったニカさんは
「や〜さすがに声が遠いねえ。
ゴメンゴメン、新幹線の公衆電話からはソフトバンク携帯に繋がらなくて。
車内の電話も私用では貸してくれないから
ウチの留守電にコメント入れておいたよ。」

この能天気さにそれまでの不安が一気に怒りに変わった事は言うまでもありません。

「東京駅で待っていようか」という申し出は断り
ひとり新幹線で「ひつまぶし弁当」を砂を噛むように味わう私。
そこから家までの3時間半フツフツと沸き上がる怒りを押さえ、ついに家にて怒り爆発!

「たかが弁当買うくらいで、無責任すぎる。
誰かに頼み込んででも連絡くらい出来ただろうに。
どんな不安な思いで二時間過ごしたと思ってるのか。
いつも想像する事が大切と言っているなら、
名古屋にひとり残された私の気持ちくらい想像しろ!馬鹿!」
ヾ(#`Д´#)ノ
(要約)

最後私の怒りは、誠意ある席番の確認しなかった乗務員や
(どうやらニカさんは私の方の席番に座っていたらしい)
車内公衆電話ではソフトバンクへ繋がらないのに
車内の電話を貸さなかった乗務員にまで飛び火したのでありました。

結婚以来最大級の逆鱗にふれ、名古屋駅での二時間の経緯を聞き
結婚以来初めて「私が悪かったです。」と謝ったニカさんではありますが
私の負った不安感と心の傷はそう簡単には癒えません。

それからの数日、私の顔色を伺いながら過ごす二階堂クン。

伊勢神宮に祭られていたのが、天照大神(あまてらすおおみかみ)。
お怒りになって岩戸にお隠れになってしまったように
我が家の天照大神も、お怒りになると災いを招くのじゃ。
以後、心するように!

今回の旅の記念の開運グッズです。
商品デザイン、エルグデザイン
旅の最後はドタバタで終わってしまいましたが、
重たいバックの中で私と2時間の苦労を共にしてくれています。
これをご縁に、そうぞ一層のご利益がありますように!

それよりも、携帯を一人一台にする方が先か?


2010年4月25日

茶々丸君大脱走!

またまた3泊4日でやって来ました茶々丸君。
カネゴンの置き土産「ねこのきもち」を読み込んで
今回こそ、茶々丸とミーコを仲良くさせてみよう!とチャレンジ。
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しかし..ミーコを抱いて部屋で対面させたら、私共々飛びかかって襲われるし
庭でご対面させてもにらみ合ったまま拒絶反応のみ!
残念ながら、徒労に終わりです。
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それでも、久々に晴れた滞在最終日にそこそこ庭生活を楽しむ茶々丸君。
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しかし、この後に大事件勃発です。
宅急便のおじさんが来た時、それまで庭でくつろいでいた茶々丸がパニックを起こして
固定していた棒をなぎ倒し、リードをつけたまま脱兎のごとく大脱走!
宅急便のおじさんに「猫に何したの ーo(* ̄○ ̄)ゝー!」と詰め寄りながらも
荷受けはさておき茶々丸を探したものの、影も形も見当たらない。ギャン!

ニカさん共々1時間程探しても見つからず、ついに一旦は家で待機する事に決定。

希望をつなぐのは、茶々丸の首にカネゴンが付けたウチの連絡先に連絡が入るか、
茶々丸がお腹を空かせて帰ってくるか、
近所の知人全員総動員して、茶々丸大捜索隊を結成するか....。

ミーコ、頼むよ。茶々丸を探して来ておくれ〜。
「知らんな、ニャン!」
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頭をよぎるのは、茶々丸溺愛の猫バカカネゴン。
「良いのよ、これも茶々丸の運命だから...ウルウル」と、言ってはくれるだろうけど
もしも茶々丸に何かあったらどうしよう。

食事もろくに喉も通らないまま5時間経過。

突然庭から「ギャオ〜ッ!」ガシャ!ガン!ガン!というものすごい音。
物騒な音とは裏腹に、希望の光にすがりつく思いであわてて外に出てみると
リードを庭木に絡ませながらミーコにガン飛ばして大騒ぎしている茶々丸君〜♥
(当然、写真撮影の余裕無し!)

クモの巣と泥とカビ臭さにまみれて帰って来た茶々丸君。
大冒険だったんだネ!お疲れさま。
家に入れていつもの場所に落ち着くと、興奮ぎみながも、爆食のあと爆睡です。
そうそう、この名札。
オーバーな名札だなあ..と思ったけど、大切な希望の命綱でした。
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ありがとう、ミーコ。ミーコのおかげで茶々丸に逢えたよ。
「知らんな、ニャン!」
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夜、お迎えに来たカネゴンに無事に茶々丸を手渡して事件の経緯を話してみると
「茶々丸は宅急便のおじさんに過剰に反応しちゃうのよねえ〜!」って...。
宅急便やのおじさん!疑って誠に申し訳ありませんでございました!

近頃、平穏な日々に対する感謝の気持ちが薄れ、当たり前になっていたみたい。
茶々丸が無事に戻って、日々無事の幸せに新たに気付かせてもらったよ。
ありがとう!茶々丸君♥

目に青葉 山ほととぎす 初鰹 
世は全て事も無し!
ホント、無事で帰ってくれて良かった〜!
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