株式会社タチエスが提供している医療介護用ベッドのデザインです。
【GETWELL】(ゲットウェル)とは、「治癒する」という意味。患者の方にとって、そして看護する方々にとって、このベッドが“治すための心の支えになれるよう、心を癒し、病を治すための力になれるように”という願いを込められています。
ここでは製品の企画からデザイン、そして完成までの流れを使用サイドと制作サイドの両側の視点から、時間軸に沿って紹介していきます。


実際に製品になるまでの作業の流れです。上のボタンをクリックすれば、その段階の行程を見られます。



■病院内の現状調査
実際に製品を使用される病院を訪問し、ベッド等に関する利用者の声を聞き、製品の現状調査を行いました。製品を使用する際に便利な点や不便な点の情報収集を行い、利用者の意見を集めます。

(1)医師からのレクチャー
(2)患者からのヒヤリング調査
(3)院内の視察調査

■製造現場の現状調査
製造に携わる関係者から現行製品の製造面からの視点を調査しました。製造行程における長所や短所等、問題点を掘り起こします。

(1)製造責任者からのレクチャー
(2)設計者からのヒヤリング調査
(3)製造現場の視察調査



院内で得られた情報を元に、様々な角度から製品を取り巻く環境とその製品がもたらす影響を分析し、その製品の問題点を抽出します。

・患者の心理状態を分析。
・患者の肉体的影響を分析。
・医療用ベッドの現状に対して望ましいベッドとは。

製造現場で発見された問題点をピックアップし、より良い製品を提供できるように改善点を収得します。

・強度意地のために溶接部が多い。
・鋼材の使用により製品が重い。
・部品点数が多くアッセンブリー行程が多い。



医療現場で抽出された問題点を元にその問題を解決するための仮説を立てます。

・患者の心理的負担を軽減するためには・・・。
・患者の肉体的影響を軽減するためには・・・。
・医療用ベッドの現状に対して望ましいベッドとは・・・。

製造現場で検証された問題点から、その解決方法となる為の製造面における仮説を立てます。

・製造行程の簡略化を目的として・・・。
・溶接行程の簡略化。
・アッセンブリーの簡略化。


【解放的で軽快なデザイン】


仮説想定された問題を解消するため、色々な解決方法を立案。その中から一番望ましい解決方法により、具体的にスケッチを起こし、徐々にカタチにして行きます。(CADソフト、ドローソフト使用)
・製品のプラスティック化を模索。
・ブロー成型による製造を提案。
3タイプのベッドデザイン展開の様子です。(GIFアニメーション)



スケッチの段階で選出されたデザインから更に改良点が加えられて行きます。また製造コストや実際に使用した際に起こりうる問題をデザインや構造の変更で回避して最終的なカタチが実際の製品になっていきます。

■完成品(画像をクリックすると大きな画像が見られます。)
当製品に対するお問い合わせ先(製造販売元):(株)タチエスパーツ
〒198-0025 東京都青梅市末広町1-3-1
Tel:0428-31-6644
Fax:0428-32-0053