母へ付き添い

母が直腸の手術をする事になり、付き添いのために帰省してました。
ニカさんは私の母を、友達か同志のように感じてくれているので、今回も応援のために仕事持参で同行してくれました。
最近は心配してもしようがない事は考えすぎないようにして来ましたが、今回は手術に挑む母の気持ちに救われた部分もあります。
母はこれまで大変な事も多かったけれど、頑張って色々挑戦し、努力も実り、充分に満足できる恵まれた人生だったので、いつ死んでも後悔はないそうです。
もちろん手術で病が治ればまた元気に人生を謳歌したいと思いますが、後は成るように成るさ!の心境が周りを楽にしてくれていました。
結果、手術は無事に完了し、懸念された後遺症もなく、術後の経過も順調で一安心。
心配してもしなくても、この結果は変わらないので、取り越し苦労とは本当に無駄な毒ですね。

手術中の親族の待合室にて。 医者の卵の聡一郎も、手術の付き添いに名古屋から駆けつけてくれました。 患者の家族の心境を体感したのは、将来のためにも役立つ経験になったと思います。
手術を待つ.jpg

私は、術後2泊3日で病室で付き添いましたが、初日は何かと介護することがあってほとんど眠れず、翌日は頭の芯がジ〜ンとした状態。
動けない母からは都合の良い召使いのごとく使われ、食事はまともに取れず、もちろんお酒も抜き!
運動不足になってはいけないと、せっせと病院の階段を登り降り。
さぞや痩せただろうと期待して帰宅後体重計に乗ったら、全然変化なし…。 理解不能です。(▼▼#)

手前はラベンダーのポプリです。 乾燥したラベンダーをリボンで結んだもので、リラックスするとても良い香りがしたので、病院の売店で買ってきました。
アロマテラピーの効果にも期待します。
病室にて.jpg

母は、ちょうど6年前にも手術入院をしていますが、その時は100人近くのお見舞いがあり、病室の前に列ができてしまったという逸話の持ち主。
それは気が紛れて大変にありがたかったのですが、やはりゆっくり休みたいし、2回目のことでもあるので、今回は誰にも知らせずに入院しました。
もしこのブログを見た方が母の事を知っても、そっと忖度をよろしくお願いいたします。

病院7階からは風越山が一望できました。 花の女子高生の3年間は、この山への登山マラソンという過酷で大嫌いなイベントがありました。 苦しかったからこそ、懐かしい山です。
あれからウンウンウンウン10年。 随分色々な山があったなぁ…と、しみじみ高校生の自分に語りかける気持ちで眺めました。
風越山.jpg

本日、もう一人の甥の俊太郎が希望する学部の大学院に合格したという知らせがありました。
嬉しいニュースで、ますます元気になってくれそうな母からの電話でした。

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コメント

  1. アトム より:

    大変でしたね、お見舞い申し上げます
    高齢者の入院、手術は体力低下に直結するので一大事ですね
    早く元の生活に戻れるようお祈りしています

  2. カネゴン より:

    お母様は娘にずっと付き添ってもらって、安心だったでしょうし、
    きっと凄く嬉しかったと思うよ。
    私なんか、何度かジジの付き添いをしたけど、いつも看護師さんに頼んで、
    さっさと帰って来たしね。
    ニカさんも孫ちゃんも来て、お母様幸せだわ~
    きっとすぐに元気になると思うよ。
    ところで、写真のベッドのぼかしのために使ったリボンの棒は、何なの?

  3. ヨシコ>アトム より:

    ありがとうございます。
    ある一定の年齢になると手術をしするかしないかも
    選択肢になってくるんですね。
    親は自らの身体で、歳をとるのはどういうことか
    と言うことを教えてくれているようです。

  4. ヨシコ>カネゴン より:

    母は、ここぞとばかり甘え放題でした。
    私は都合の良い召使い。( *`ω´)
    私が帰ったら「不便だ〜〜!」と、ぼやいているよ。
    まぁそれもこんな時だから許すとしよう。
    ベッドのぼかしに使ったのは、
    ラベンダーのポプリだよ。
    乾燥したラベンダーをリボンで結んだもので
    リラックスするとても良い香りがしたので
    病院の売店で買ってきました。
    アロマテラピーの効果があるといいなぁ。

  5. 直子 より:

    そうだったんだね。
    ずっと更新がないから心配していたんだ。
    でも経過がいいみたいで良かった。
    ここはどこの病院なのかな。飯田病院?
    前の入院の時はお見舞客がそんなに大勢来てくれて大変だったんだね。
    私も母にも妹にも内緒にしておくからゆっくり休んでな。
    よっちゃもお疲れ様でした。

  6. ヨシコ>ナオチャ より:

    ナオチャ、心配してくれてありがとな。
    本当に近しい人しか言っていなかったのに
    実は、もう母の病気の事が
    知れ渡っているらしいです。
    ヨーコさんのお母さんが喋りまくっているらしい。
    絶対ナオチャからじゃないって言えるけど
    もしかしたらこのブログからばれた可能性もあり?
    恐ろしいわ、田舎の噂好きなおばさん連中。

  7. 直子 より:

    なんでヨーコさんのお母さんが知ったんだ?
    ヨーコさんはこのホームページのことを知っているのかな。
    そのうち母の耳に入ったらどこからその情報が入ったのか聞いてみるわ。
    今のところ何も知らないみたいだよ。
    田舎だから噂話は一気に広がるよね。

  8. ヨシコ>ナオチャ より:

    年賀状に、ウチのHPのアドレスが書いてあるので
    ヨーコさんから以前「HP見たよ」と言われたことがあったの。
    誰にも言っていないのに、ヨーコさんのお母さんが喋ってる?!
    というところでもしかしたら…と疑ってしまったよ。
    違うと良いけどね。
    村一番のおしゃべりおばさんが発信源じゃあ、母もゆっくり休めないわ。
    (Θ_Θ;)