吉野梅郷・再生の始まり

青梅地方の代名詞でもある吉野梅郷の梅から、ウメ輪紋ウイルスが確認され、80品種:1200本以上の梅の木が身を切られる様な思いで伐採されたのが2014年春。 2016年秋から梅の再植栽が可能になり、待ち望んだ復活への一歩が始まりました。 まだ昔の様に梅が咲き誇る里に戻っていないことはわかっていましたが、現在の様子を確認に「梅祭り」に出かけてみました。 今この里を訪れる人は、皆同じ様に昔の姿を懐かしみ、復興を応援する気持ちからだと思います。 駅から梅の里までは、まだ若い梅並木が誘ってくれます。

梅郷1.JPG

旗は迎えてくれていますが、さっ寂しい…。

梅郷-2.JPG

もちろん入場料無しで入園できますが、梅の若木に花はまばら。 一度失った自然の姿を戻すのが、いかに大変な事かを実感させられます。 ちょうど本日は東日本大震災から、丸7年。 被災地では、この比ではないご苦労と戦われている事と思います。

梅郷-3.JPG

昔の様に花咲き乱れ香り立つ梅の里までは、どのくらいの年月がかかるのでしょうか。

梅郷-4.JPG

集客用のイベントも頑張ってはいましたが、中途半端でいまひとつの盛り上がり。

梅郷-5.JPG

そして、これが新しく決まった青梅の公式キャラクター「ゆめうめちゃん」…。

rgn1706190003-p1.jpg

青梅出身のタレント篠原ともえさん作だそうです。 篠原ともえさんに恨みはありませんが、なんでこんなキャラクターに…。 要素が多すぎです。 一応笑っているようですが、目は別に世界にいる様で、見ていると不安に駆られ気持ちが暗くなります。 (私だけなのでしょうか…。)

地元出身者をありがたがる気持ちはわかりますが、このような公私混同のやり方の結果はいかがなものか。怒” 何かと残念な青梅ですが、住めば都で、今となっては第二の故郷です。 頑張ろう青梅!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 直子 より:

    2014年にそんなことがあったんだね。
    勉強不足でごめん。
    梅は何年経ったら花を咲かせるんだろうか。
    篠原ともえさんは青梅の出身なんだね。
    このキャラクターを見ても、そういうものか、と肯定も否定もできない美的センスゼロの私“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!
    早く梅の花が咲き乱れるようになるといいね。

  2. アトム より:

    「梅祭り」のキャラクターかと思いました。
    では「青梅市の公式キャラクター」はどのレベル?と検索したら、えっ、これかよ?
    他人事ながら御同情いたします・・
    現在、梅ウイルスの最前線はどの辺なんだろう?横浜、岐阜、愛知にも出ているようですね
    青梅に舞い戻ってこないことを祈ります

  3. ヨシコ>ナオチャ より:

    このウィルスが山梨の果樹園に広がったら大変!
    と言うことで 苦渋の決断をしたようです。
    青梅市内では、全戸の梅の木を確認したんだよ。
    5〜6年で復興するとの事だったけれど、
    やはり10年から20年はかかりそう。
    これで収まれは、伐採した意味もあったのに、
    他の地域にも広がってしまったなんて。
    人間は、無力だなぁ。( ; ; )

  4. ヨシコ>アトム より:

    キャラクターの件、賛同していただき
    ありがとうございます!
    ですよね〜。
    公共のものは、公平であるべきだと思いますが
    私物化している人たちがいるんですよね。
    恥ずかしいですわ、全く!
    梅ウィルスは、そんなに広がってしまったのですね。
    抗ウィルスの特効薬、できないものかなぁ。

  5. カネゴン より:

    どうなってるのか、梅郷に行ってみようか思っていたけど、
    やっぱりまだまだみたいね。
    それにしても、ちょっと、しょぼすぎだね。
    青梅のキャラクターは「おうめちゃん」かと思ってたけど違うのね。
    見てみたら、おーちゃんだの、オーメンジャーだの色々変なキャラクターもいるのね。
    これだから青梅は…って言われそう。

  6. ヨシコ>カネゴン より:

    梅園としての復興は、残念だけどまだまだ先みたい。
    少しはお金を落として来ようと思ったけれど
    そんな所も無かったよ。
    青梅の目指すのは、昭和の街並みなのか
    自然散策の街なのか、
    それでもって、このキャラクター?
    統一性が無いんだよ、ねぇ!(>人<;)