服は買えず会食は楽し

面会時のニカママが、良いお洋服を買ってくれる♪と言うので、久しぶりに青梅ではそこそこの服がありそうなお店にいそいそと出かけました。

「せっかくなのに、今ひとつだなぁ…」と眺めていると、熟女系の店員さんが「今年は星印が流行っているのよ」と大きな星のパターンを編み込んだセーターを勧めて来ました。

星印が流行っているなんて本当か?と疑いつつ「流行には興味なくて….」とお断りすると、次は「こんなの素敵でしょ!」と大阪のオバチャンが好きそうなド派手な柄のチェニックを勧めて来ました。

ありえない選択肢に「柄物は好きでないんです」とお断りし、次々と勧められる服の趣味の悪さに辟易して「また寄らせてもらいまス〜」と店を出ようとすると、その熟女店員さん「そうよね〜。私だって今この店で欲しい服無いもんね〜。」って、オバチャン、それを言っちゃ〜お終いよ。

コロナ禍で売れないから、ちゃんとしたモノを作らない。
店に行っても惹かれるモノが無いから益々売れない、という完全な負のスパイラルに入っているようです。

これじゃ経済全然回らないわね。
コロナ不況による服飾業界の闇は思ったより深いです。


この日のおでかけコーディネートは、去年しまむらのバーゲンで買った1,000円以下のセーターに、大昔に着ていたロングの巻きスカートを自分で短く切って加工したもの。

お金は全然かかってないけど、これで十分。


歩いて出かけた先は、台湾料理のお店です。

親の介護問題を抱える同志の情報交換を兼ねての集合でしたが、たくさんのお料理と気のおけないご夫婦との会話に大満足。

(お二人の写真、ちゃんと撮れてなくてゴメン! ニカさんはいつもの無愛想で失礼しました!)

長く続いた引きこもり生活から開放されてみると、脳に喝!が入った感じです。

幸いにも日本ではコロナ感染の小康状態が続いています。
この時期を逃さず、少し遊んでおければ良いな。

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コメント

  1. カネゴン より:

    最近、なかなかこれぞって服がないよね。
    私も結局、市の式典や都心へ行った時の服は古いのを引っぱり出して着ちゃったわ。
    仕事に着ていく服が、着たきりスズメであまりにもひどいからと探したんだけど、
    それもなかなか無くて、何でもいいからと特売で買ったら、昭和感満載だった…

    Mさん夫婦だね。お変わりなく元気そう。
    あちらも介護があるのね。
    情報交換は大事よ。
    親の介護が終わったら、配偶者の介護‥
    老々介護にならないうちに、やれることやって楽しまなきゃね

  2. ヨシコ より:

    >カネゴン
    やっぱりカネゴンもそう感じる?
    昭和の私たちに合う服がないのか?
    服飾業界全体がダメなのか?
    それとも青梅がダメなのか?
    結局何も買えなかったから、次回のマダム会も古い服を引っ張り出して行くとするわ。

    Mさんご夫婦も、離れて住むお母様方の心配で色々大変みたい。
    ウチがカネゴンからの情報でここまで良い道を辿れたように
    できるだけ今ある情報を伝えて来たよ。
    誰でも初めての時は何が何だかわからないものね。
    おかげさまでニカママも落ち着いたようです。
    5年前のカネゴンからのあの情報には今更ながら感謝だよ。

  3. 直子 より:

    服は私ももうずっと買ってないなあ。
    それは気に入ったものがないというよりは経済的理由によるものです“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!
    だからたまにお出かけとなると着ていくものに困ってしまう。
    でも改まるような仲間じゃないのでついついジーンズとかにしちゃうけどね。
    ご夫婦で会食っていいよね。
    私はそういうことが一度もなかったので羨ましいよ。
    ところでみんな介護の話に花が咲くお年頃なんだね。
    そういう年齢になってきたんだなあ~。

  4. ヨシコ より:

    >ナオチャ
    昔の服は、安かろう悪かろう、だったけど
    今は激安でもそれなりの服があるから服飾業界も大変だと思うよ。
    私もニカママが高価な服を買えって言ってくれる時しか、高級品は買えません!
    普段はもっぱらジーンズだよ。

    夫婦どうしの会食って、長野の方ではあまりなかったのかな。
    土地柄もあるかもね。
    同じ年代の友達は、親の介護問題真っ盛りだよ。
    選択肢が色々あるから、最初の選択が大切だと思う。

  5. アトム より:

    まるで漫才のような会話ですね。
    ウチのカミさんはド派手な柄しか興味ないので相性良いかも。

    カミさんがド派手な服を着て町を歩くと見知らぬオバさんが追いかけてきて
    「そのバッグ、その服、どちらでお求めになって?」と質問されるそうです。
    世の中には一定数、そういう人種はいるんです。

    しかしコメ欄にあるように
    親の介護の次には配偶者の介護ですか・・・
    ピンピンコロリという言葉は
    親の介護で苦労した人が、子供には苦労させたくないと願う言葉ですね。

  6. ヨシコ より:

    >アトムさん
    奥様はド派手趣味でしたっけ?
    昔はハマトラだったし、作るアート作品は繊細なのでその辺の趣味は合うんだけどなぁ。
    確かに奥様には柄物が似合うかも。
    私は派手な色は好きだけど、派手な柄物はいまいちかな。
    もちろん「そのバッグ、その服、どちらでお求めになって?」と声をかけられたこともありません。

    親の介護も大切だけど、安楽に暮し年を取るのも忘れたような親たちを横目に
    我が身の衰えが心配になる年頃でもありますわよね。