同窓会で母上京

母が私たちの母校(高校)の同窓会長になる顛末は、昨年の3月「母に起こった大変な事?」に書いた通りです。
その後は想定通り、忙しくも充実した日々を送っていてくれるようなので、安心な日々を過ごしておりました。

しかし季節は巡り、今年もやってまいりました、同窓会の関東支部総会
今年は関東支部会の80周年記念大会という大きな節目です。
母も本部の同窓会長として昨年に続いて招待されて参加するとの事なので さすがの私も、今年は少しばかりの親孝行のつもりで参加を決心しました。
母が言うには「同窓会に参加することは誇りである」との事です。

80年昔といえば、昭和4年。 まだ長野の地元から東京への電車も通じていない時代に 長野県の女子高の同窓会を東京で開催した先輩方
その後、戦争を経ながらも同窓会を継続させて来た先輩方。
その原動力が「誇り」である、ということは無欲にして美しい行為だと思います。
その「誇り」という価値観も私達の世代くらいから変わりつつあります。
20年程前から男女共学になり、現在は男子生徒の方が多くなったそうです。
女子校時代が長いため、今回の関東支部の参加者350人中、男性はたった2名ですが (ある意味、勇気ある行動!)今後、男性会員の参加が増えて行く事で、同窓会の意味合いも変わって行くのかもしれません。
それは「誇り」から「実」に変わる事かもしれませんが…。

参加して良かった事は、18の年で卒業してから一度もお会いしていない、恩師の先生や同級生たち(クラスは異なっても)にお会いして、今の姿がスーっと昔の顔と重なる不思議を体験した事と、完全に記憶から抜けていた思い出が、同級生との会話がきっかけで鮮やかに思い出した事。
母なぞは、70過ぎて五十数年ぶりに友人に会っても18の頃の顔がダブるそうです。
その事実、今なら信じられます。

総会で祝辞を述べる母
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いつも不思議なのですが、別な家から出て来たのに洋服の趣味が被っている… 母とのツーショット。
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その後、母は2泊3日で我が家に滞在して、久々に母娘の時間を楽しみました。
母も昔は160cmを超える身長があったのに、手術したせいもあり 今では10cmも小さくなってしまいました。背中も曲がってしまったな。
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何はともあれ楽しんでくれて、昨日無事実家に帰宅したので一安心。
この3日間は、忙しくもそれぞれの道を歩くための良いカンフル剤となりました。

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コメント

  1. カネゴン より:

    さすが女子高の同窓会だけあって、エレガントにお食事って感じだねぇ。
    私のところは男子中心なので、立食の飲み会で、おじさんばっかりだよ。
    それで、最近は同期会には出席しても同窓会には行かなくなってしまったよ‥。
    それにしてもお母様は若くてきれいだねぇ。
    ヨシコちゃんの未来の姿だね。親子二代で同窓会会長になるのもありえるかもね。

  2. ヨシコ>カネゴン より:

    やっぱり私には、立食の飲み会の方が合ってるよ。
    私には、同窓会長の遺伝子は受け継がれてないみたい。
    でも、母の姿に自分の二十数年後が想像されて….ウウウッ…(u_u;) 

  3. gop より:

    昨日は新人歓迎会でした。その新人は22歳だそうで。
    お互いそんな時もありましたな。
    お母上、ちょっと海老名香葉子さん似でらっしゃいますよね(^^
    土産の紅白饅頭の中身はやはり赤飯なのでしょうか?>飯田人の同窓会

  4. ヨシコ> gopさん より:

    昨日のような22歳から,早くもウン十年だね…。
    これからウン十年で母のようになるのかなあ…。
    言われてみれば、母は顔も雰囲気も海老名香葉子に似てます。
    私は泰葉には似てないと思うんだけど…。(^-^;)..