奥多摩町で「100縁(円)商店街」というイベントが開催されるのをうけて訪ねてみました。
「商店街が各々100円の商品を店の前に並べてお客様に楽しんでもらい これをきっかけにして町と店を知ってもらう!」という企画です。
以下はイベントに参加してみた正直な感想です。
良かった点
1-100縁以外に、美術展(以下の古民家内)やお囃子のようなイベントを設けお祭り気分を盛り上げ、参加した人に予期しない満足感を与えていた点。
2-スタンプラリーで全体を回ってもらうような工夫がされていた点。(3時間と時間が短く車で回らなくては不可能なのが残念)
3-青梅商工会議所や青梅信金などの担当者が頑張っていた点。
残念だった点
1-イベントのターゲットが曖昧だった。(近隣の人?多摩地区の人?都内の観光客?)
2-100円ショップのコスパに慣れてしまっているので 目玉とも言える100円の商品に魅力がなかった。売れ残り商品や、手抜き商品では逆効果。
3-接客態度に統一感がない。どちらかというと印象が悪い。良かった店もあったのですが、「新しい顧客を得るチャンスだ」という事を理解していない店が多いように感じました。
「青梅奥多摩の人は素朴で優しいなあ…」という印象を持ってもらう事も充分な町おこしの材料になる!と考えているエルグデザインです。
中で新鮮だったのは、新しい町おこしの目玉企画、 青梅の小さい設計会社『テクノム』さんが新しく起業した「レンタル自転車業」です。
「奥多摩から多摩川を下るように、下り坂を利用して楽に自転車で 奥多摩の旅を楽しんでもらう」 という企画が都の助成金を受ける事に決定したばかりです。 この貸し店舗も、これから手造りで生まれ変わり、町の活性化に一役買ってくれそうです。
写真はテクノムのポープ、ヌマさんです。
(テクノムさんとは、以前「らくらくテーブル」のデザインをてがけています。)
その後は奥多摩の近くで開催されていた「エミケン新緑祭り」を訪ねてみました。
多摩川沿いの何もない所にぽつんと建った家具工房で、若いアーティスト達が作品を発表しているお祭りで、中に入ってみるとビックリの盛況ぶり。
味のある作品が並んでいます。
「エミケン」は健さんと奥さんのエミさんが開いている工房です。
主催の健さんとは初めてお会いしたにも関わらず意気投合。
地下にある健さんの家具工房を案内してもらいました。
家具工房からの借景です。 目の前に広がるのは嘘みたいな多摩プライベートリバー!
健さんの趣味はカヌーで 下の階にはカヌー置き場もあり、仕事に疲れると川に出てリフレッシュするそうです。
この目の前に広がる自然独り占め!は、あまりに贅沢過ぎです〜。
健さんとテクノムのヌマさんとは、ツイッター友達らしいので 今度オフ会を開きましょう。
このあたりから新しい町おこしの連携が広がって行きそうな予感です。
コメント
我が家も昔リバーサイドだったっけ(遠い目)
良さげに見えますが、雨の日やダム放水した後は結構うるさいんです。
あと深夜警察が身投げ者を捜索している事もあったなぁ。
(水回りは地縛霊が集まり易いらしい)
思い出すなあ、あのオシャレなgopハウス!
自然に近いという事は、自然の脅威にもさらされる事なのね。
健さんも増水でカヌーを流されたそうです。
私、地縛霊も不要ですので
やっぱ、生半可な田舎で満足しておきます。
先日はありがとうございました。お会いできて光栄でした。オフ会、是非やりましょう。
HPも更新したのでご覧になってください。一期一会にお二人も載せさせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
一期一会、拝見いたしました。
皆さん良い表情してます。
お互いに多摩地区でモノづくりに携わる者として
今後も連携できたら良いですね!