10月28日は、大移動&大見聞の日。 幕張メッセで開催されている「IPF:国際プラスティック展」と、東京ビックサイトで開催されている「産業交流展 2011」をはしごして来ました。
青梅から東京を横断して、はるばる来たぜ千葉は幕張メッセ。
海風と広々とした気持の良い秋晴れが迎えてくれました。
国際プラスティック展は、クライアントのセーラー万年筆の産業用ロボット(取出機)の展示の様子と競合調査がメインです。
近年では中国も産業用ロボットに力を入れ始め、価格競争で厳しい面もありますが 性能はやはりメイドインジャパン!
会場は海外からの来場者も多く、熱いビジネスの活気にあふれていました。
今後は産業用ロボットも、性能・価格・デザインをトータルでブラッシュアップして、世界の中での競争力を高めて行く事が必要になります。
セーラーにて共に開発した開発者の方々と記念の一枚。
セーラーの開発者は、とても真摯で手間ヒマを惜しまない強者達です。
エルグデザインでは今回の展示で2機種の取出機本体のデザインと、 それぞれのパネルコントローラー本体デザインと画面/アイコンデザイン。
各機種のカタログまでを手がけさせていただきました。
詳細は近日中に作品紹介にアップします。(早よせんかい!)
続きまして、東京ビックサイトは 逆三角形のあまりにシンボリックな建築です。
ここを通過する度に、 逆さまの迷宮に迷い込んでアリンコになってしまった私… な気分になります。
「産業交流展 2011」では、エルグデザインが協力した (株)三輝の「詰め替えそのまま」が、160社を超える応募の中から 東京都ベンチャー技術大賞の奨励賞を受賞した事が明るいニュースです。
東京都の認定商品にも合わせて選出された事は、 (↑選出されると、認定された商品三千万円分を都の施設での購入が決定!) 名実共にありがたい事です。
(株)三輝は、賞コレクター状態です。
おかげでメディアにも多く取り上げられるようになり、「詰め替えそのまま」はこれまで世の中になかった商品でしたが、少しずつ世間に認知されるようになりました。
…「詰め替えそのまま」も新製品を当ホームページの作品紹介にアップし直します…。 (早よせんかい!)
こちらは、受賞の様子です。
表彰状を持っている一番左が阿部社長です。
東京都ベンチャー技術大賞受賞は、生活雑貨のジャンルでは「詰め替えそのまま」が初めてだそうで、社長のお喜びもひとしおでしょう!
三輝の「詰め替えそのまま」がここまで成功した秘訣をピックアップしてみました。
◎社長のやる気と、商品成功への自信を持ち続けた事。
◎商品の改善を、常に怠らずに続けた事。
◎展示会を公示のために有効利用し、更にメディアへのアピールにつなげた事。
◎プロダクトデザイナー(エルグデザイン)とのマッチングうまく行った事。
最後は意図して自社自賛しちゃいました。(^.^)v シンプルに見えて「詰め替えそのまま」は内部構造が複雑なので 構造検討をふまえた上での外観デザインが必要でした。
しかし一番の勝因は、何と言っても社長の情熱です。
この度は度重なる受賞、おめでとうございました。
産業交流展は、出展者も楽しんで参加していて 色々な企業を見て回って話を聞いたり、 中小企業を支援する方々の熱意に触れるだけでも元気がもらえます。
今回の交流展でも思わぬ再会ができたり、魅力的な新しい出会いがありました。
今年の展示会も、各社未来への実りを迎えるための大いなるステップになりますように!
コメント
よっちゃは本当に自分にピッタリの仕事を見つけたんだなあって思う。
それを認めてくれたご両親にも感謝だね。
昔「器用貧乏」なんて言ってごめん。
これ、褒め言葉だと思っていたんだけど違う?
よっちゃはなんでもできるっていう意味だったんだけど“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!
そのエルグデザインの作品をみてみたいよ。
きっと私にはよくわからないだろうけどね。
昔ナオチャに「器用貧乏」って言われた時は
「確かにそうだなあ〜!」と納得しちゃったよ。
私って完璧な「器用貧乏」だよね。
ウン、もちろん褒め言葉でしょ(^.^)v
デザインの世界で一流になるには
「器用貧乏…」じゃあなくて
「器用:局地集中型!」じゃあないと駄目なんだよね。
ウチには既に「器用:局地集中型!」が一人いるので
私の方が「器用貧乏」で外堀を埋めているのさ。
この「器用貧乏」がいなかったらどうなっていた事か。
(*^^*)