2003年5月27日

情けは人の為ならず

日記には書いて来なかったけれど、この2年と少しの間、私達の生活にとってとても大きなウエイトを占める出来事があった。

友人が遅緩冤罪で逮捕されて一審で実刑の有罪判決。 長い戦いの後、高裁でやっと無罪を勝ち取りこの春無事、社会復帰を果 たしたのだ。

彼は痴漢などする人ではない!という確信の元、何の証拠もないのに女性の言い分だけで逮捕され、生活をめちゃくちゃにされるという不条理と戦って来た2年だった。中には、ここにはとても書き切れない程たくさんの物語りがあった。

彼の勝因は無実であったと言う事実と、戦う気持ちを捨てなかった事。(恐ろしい事に、いまだに無実でも実刑という冤罪がなんと多い事か) そして家族をはじめ多くの仲間が支え続けて来た事だったと思う。 メーリングリスト上で裁判の情報を公開し合い、署名を集め、時には励ましたり、バカな事言って緊張をほぐしたり...
支援の会は、会長、副会長を始めとして皆本当に良い人達でした。 何の見返りも期待しないで他人の人生の為に協力できる、 無欲の人達がこんなにいるなんて、人間も満更ではないよね。ああ見えてもニカさんが情に厚いという事を知ったのも収穫でした。

思うのは、「情けは人の為ならず」情けはいつかかけた人に情けとなって帰って来る、という意味かと思っていたけど、今回の経験で実はもっと奥の深いものだと気付いたなあ。

自分の良心に偽る事なく、力を尽くし勝利した事によって得た充実感。素晴らしい人々との出会い、いままで知る事のなかった世界の仕組みを知って 物事の考え方が変わった事、etc.
この体験で得たものは計りしれない程の宝物でした。 きっと支援してくれた皆さんには同じ宝物がみつかった事でしょうね。

そんな支援の会がこれで円満解散です。
解散は喜ばしい事だけど少しだけ淋しいね。

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