渋谷・高輪・銀座/おのぼり視察

水曜日、青梅商工会議所の都内商業施設視察に参加しました。

青梅駅に朝8時集合なので7時過ぎに家を出ると、家の近くの遊歩道では紅葉が見頃でした。
こんな田舎暮らしから都心視察という、まさにおのぼり状態でございます。



青梅駅から小型バスに乗り込み総勢23名で出発〜。

途中渋滞に巻き込まれながらも、10時過ぎに渋谷スクランブルスクエアに到着しました。

このビルの14階が展望台の入場口「Sky Gate」で、14階からは直通エレベーターで45階まで30秒くらいで到着します。
入場料はひとり¥2,700-。
こんな機会でなければ絶対登らないなぁ。


14階からの東京です。
高所苦手症としては、これだけでももう十分恐怖です。


14階から上のエレベーターの天井は、どんどん空に上昇して行くイメージの映像が写し出されます。(写真はサイトより)



45階に到着すると、なんとなく足元がフラフラ揺れているような感覚があります。

数人の係員が監視していて、スマホ以外の荷物はすべてロッカーに預けなくてはなりません。
この高さからの落下物は、ゴメン!で済まされない大事故につながるということでしょう。


46階展望台、地上229mからのからの風景です。
天気に恵まれ、遠くには富士山も見えました。


遠くより、下を見る方がゾワゾワ〜と来ます。
日々地面に足を付けて暮らしている身としては、なんとも落ち着かない場所です。


屋上にはヘリポート。


地上300mでのんびり昼寝したら、何かが変わる…、かもね。


お土産コーナーは、インバウンド需要と思われる物ばかりです。
渋谷といえばハチ公…、しかないの?といわんばかりにハチ公だらけ。
忠犬は、ず〜っと渋谷を支えているんだね。



次の視察先は、今年の9月にオープンしたばかりの「ニュウマン高輪」です。
ここでは2時間半の自由視察。


このビルは北と南のツインタワーから成っていますが、ビルの案内表示がなんとも分かりにくいこと。

茶色のマーブル模様の背景に、ほとんどアルファベットの黒い文字。
現在地を見つけるのにも一苦労です。

イメージより、先ずはわかりやすいデザインにしてくださいね。


南棟のつもりがいつの間にか北棟に移動していたりで、同行したメンバー達も迷子続出のようでした。

高層階28・29階にある「ルフトバウム」は、都心上空150mに500本以上の大規模植物が配され、良い香りとBGMが流れる都会の別荘地というコンセプト。

よく作って管理しているものだと感心しますが、ニカさん曰く「なんか空っぽの自然だな」
確かに、虫もいないし、鳥も鳴かないしね。

「ルフトバウム」にもレストランがありますが、優雅な環境ゆえにお値段はそれなりに高額です。

ゆっくりお食事を楽しむ場合でもないので、4階まで降りてお蕎麦屋さんの列に並びました。
待ち時間は、約25分。
どの店も混んでいて同じ様子です。
都会は、お食事だけでも一苦労。


待った甲斐あって、お蕎麦はとても美味しくいただきました。


館内には、自律走行型の警備ロボットが巡回していました。
強そうではないけど、犯罪の抑止力にはなっているのかな。



高輪の次は、銀座ITOYAに向かいます。

ITOYAは文具や画材の老舗専門店です。

インバウンド客で混み合っていましたが、例の件で中国人の客がほとんどいないため、落ち着いた雰囲気でした。
都内観光も、名所観光も、今が狙い目!のようです。


ITOYAで、MOVA Globeの不思議な地球儀を見つけました。

電源を一切使わずに、ソーラーエネルギーと地球の磁力を利用し半永久的に自転するそうです。

独創的な仕組みと宙に浮く地球にしばし見惚れました。


銀座は、ほとんど高級ブランド通りになって久しいです。
高級ブランドには興味がありませんが「視察だし」ということでいくつか覗いてみました。

店内に入っただけなのに、スタッフに目で追われながら「値踏みされる勇気」を乗り越えなくてはいけません。
お高くとまっている割には、魅力的な商品とも感じられず、店を後にする時は微妙な疲労感に襲われます。
高級ブランド店巡りは、ちょっとした冒険であり修行です。



さあ、最後の打ち上げは、ここ銀座7丁目のライオンビアホール。
ニカさんが、この日一番の楽しみにしていた場所です。
日本で最初にできたこのビアホールは、時代を感じる広くて天井の高い建物が素敵です。

店内は満員で大賑わいです。
それでこの日の参加者23名が一つの場所にギシギシに詰め込まれたので、席はかなり窮屈で肩こりは悪化。
お料理はビール向けなのか、コッテリして味も濃い目です。

雰囲気は楽しみましたが、ビアホールの食事を楽しむには少々キツくなって来たようです。


店を出たところで、同行した畳屋のおばちゃんが二人の記念写真を撮ってくれました。

行きがけは賑やかだったバスの中も、帰路は皆爆睡。
無事に視察(?)を終えてホーム青梅に戻りました。

おのぼりしてわかる、やっぱりホームが一番だ。

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コメント

  1. アトム より:

    視察という名の年末会員旅行ですかね。
    しかし渋谷今昔物語、学生のころは毎週のように出かけたけど半世紀も前。
    ランドマークも総入れ替わりで今じゃ東も西も分からないだろうなぁ。
    高所から下を見てゾワゾワする感覚はオトコとして理解できるけど・・オンナはどうなる?
    銀座ライオンビアホールは大昔に杉作(だったと思う)と行った覚えがあるよ。

  2. カネゴン より:

    丸一日で疲れたでしょうけれど、新しい東京の渋谷と高輪、高級銀座、これを一日で自分たちで行くのは相当ハードル高いわ。
    ツアーで大人の社会見学ができて良かったと思うよ。
    去年だったか、カネゴン家は麻布台ヒルズに行ったけど、結局、どこをどう動いて良いのか分からず、ただ疲れただけだったもんね。

    渋谷はすっかり変わっちゃたんだね。
    変わった渋谷は、機会があれば見てみたいと思ってるのよ。
    それでも46階は私には無理無理! ガラスも何も無いんでしょ。
    もうヨシコちゃんのブログで上がったことにしておくわ。
    天気が良くて良かったね。2700円はちょっとお高いけれどこの天気と景色なら「有り」だね。