90歳を過ぎた母達を見て来て、将来の自分たちの姿なんて想像したくなくてもせざるおえません。
80歳を過ぎる頃からは、自力で大きな行動を始めるのは難しくなるでしょう。
誰にも頼ることのできない身の上としては、70代のうちに終活をしておく必要がありそうです。
考えてしまうのは、終いの住まいです。
11年前にリフォームした築40年弱の自宅は、住むには困らないですが、バリアフリーなど老後の備えはありません。
昨日はニカさんが家の少しの段差にぶつかり、足の親指を怪我したところです。
事務所との2軒分の完璧な維持(特に芝生や大きな木の手入れ)は肉体的にキツくなって来ました。
マンションへの引越しも考えましたが、音の問題、人間関係、修繕の問題、月々の管理費や駐車場代など、面倒なことが多々ありそう。
2棟のうち1軒分を売却して、コンパクトで、快適で、安心安全で、維持に手間のかからない一軒家に建て替え。
しかもお安く!が理想です。
と言うことで、実際に建てるのは何年先になるか、本当に建てられるのかもわかりませんが、今の住宅の情報収集のため立川駅からモノレールで2駅の立飛にある住宅展示場に出かけました。
最初に入った展示場では男性のベテラン担当者から、全館を細かく案内していただきました。
目の保養〜!


担当者は、あの手この手のプレゼンで快適さをアピールしてくれました。



床暖房、断熱、耐震、換気システム、光触媒、ソーラーパネル。
確かに私たちの家とは隔世の感があります。
こちらは別の展示場です。
展示場ごとにアピールポイントがずいぶん違うことも実感しました。
このような展示場が近くにあるのはありがたいです。
二人とも様々な家の外観デザインやインテリアを見るのが大好きなので、テーマパークのように楽しめました。

4時間近く歩き回ったので、またもやお腹はペコペコです。
立川まで戻り、遅いランチをいただきながら住宅談義に花を咲かせました。
この日は素敵な夢をたっぷり見させていただきました。
しかし夢と現実の差は大きいです。
焦らず冷静にボチボチと、理想と現実との兼ね合いを始めたいと思います。



コメント
老後設計は夫婦の気力体力が残っているタイミングが大事。
自分もネットの老後資産計画の相談とFPの計算や回答を見るサイトは好きです。
事務所売却して自宅建替えて、事務所機能も兼ねるんですか?
あと10~20年後には施設入居も考慮しないといけないし。
とりあえず住宅展示場に行くと、素敵な世界にフラフラと吸い込まれるかも・・
ウチと違ってニカ家はシンプルスタイルだからモノの断捨離の心配はなさそうですね。
>アトムさん
現在はまだ体力があると思っても、どんどん衰える自覚があります。
動けなくなったり、頭が働かなくなった時では遅いですものね。
今は自宅を売却して事務所側に建てられれば良いなと考えていますが
いくらで売れるのか、理想の住まいにどのくらいの予算がかかるのか、未知数だらけです。
営業マンは、美味しい言葉を並べてくれますが、そこはフラフラと吸い込まれないように気をつけなくちゃ。
私はもう捨てるものは無いと思っているのですが、ニカさんは
いらないものを捨てれば半分になるだろう…、と根拠のないことを言ってくれます。