青梅市は、豊かな自然と、昭和レトロと、猫と、雪女…という、都会とも言えず、観光地としても微妙な街です。
好天に恵まれた土曜日、そんな青梅で開かれたお祭り「青梅宿アートフェスティバル」に出掛けました。
バスで到着した青梅駅前では、ちんどん屋さんが笑顔で景気良くお出迎え!
駅前駐車場は、多国籍屋台や野外ステージで盛り上がっていました。
異色ながら骨董品も目を楽しませてくれます。




アートフェスティバルのアートはこんな感じです。
チープだけど趣があります。
石猫アートのコンクールも投票受付中♪




通りの広場や駐車場にはマルシェやフリーマーケットが立ち並び、老若男女が集まって華やいだ雰囲気です。
いつもは少し寂しい昭和の街ですが、たくさんの人で賑わっている風景は、ウキウキ気分をくれました。


イケオジバンドの野外コンサートは、ロケーションも込みでとても素敵でした。
住吉神社に向かう参道には、厳かで美しい音楽が流れ、ただならぬ賑わいです。
何が始まるのかな?
神社の石段の踊り場から姿を現したのは、まさに天女。
ここは着物リメイクドレスショーの会場でした。
リメイクドレスを手がけるのは、青梅在住のデザイナー矢口敏子さん
@graceful_1973
出演・演出・指導は、青梅市内にウォーキングスタジオを持つインストラクター亞希さん
@aki_walking_bodymaker_rider
石段の踊り場から一人ずつ姿を現して、ランウェイを舞うように魅せてくれます。
モデルさんたちも地元の方達だそうで、公募からオーディションで選ばれたアマチュアとは思えない美しい姿。
「着物リメイク」と聞いた時に想像していたものとは別次元の完成度の高さと美しさにウットリです。
西洋のドレスにも引けを取らないゴーシャスさと、和ならではの艶やかさ。
全てではありませんが、写真にまとめてみました。男性や子供もいます。
勢揃いのフィナーレは一段と華やかでした。
神社の参道がランウェイというのも、着物リメイクドレスにベストマッチです。
約1時間、石段に乗ったまま一歩も動けず足はジンジンと痺れましたが、時の経つのも忘れて見惚れました。
こういう女性美の世界にウトいニカさんも、完成度の高さに感服して1時間付き合ってくれました。
永山公園ではクラシックカーが100台以上展示されていたようで、市内を走るピカピカのクラシックカーをたくさん見かけました。
こちらも好きな人にはたまらない世界だと思います。
その他にも、クラフト作家作品や重要無形文化財の古典芸能まで盛りだくさん。
土日の2日間では見切れないボリュームのお祭りでした。
予定も立てずブラブラ歩く中で、着物リメイクショーに出会えたのはラッキーでした。
来年は、事前に計画を立てて来ようね。










コメント
青梅宿は昭和の町のコンセプトがあるんだから
この分野では日本一!を目指せばやりがいもあるというもの。
永山公園のクラシックカーは時々テレビで紹介されているのを見ます。
着物リメイクファッションショーはモデル数、観客、舞台装置など結構回を重ねているんでしょうね。
この季節、何かイベントがあれば屋外に出ようという気になるのでありがたいです。
青梅宿アートフェスティバルはもう34回になるんだ…
ちょうどそこの薬局に勤めていたから、第一回から土曜日の午後、仕事が終わってから見に行ったものだわ。
最初は長続きしないんじゃないかな…と思ったけれど、少しずつ頑張ってきたんだね。
退職する数年前くらいから、クラシックカーが始まったんだけれど、住江町の駐車場だけだったよ。
今は永山にも置いてあるんだね。マニアにはたまらない企画だね。
着物ショー素敵だわ、来年見に行ってみようかな。
このデザイナーの方、お金はいらないから着物や帯を引き取ってくれないかなぁ…
私の着物を処分したいけど、まだなかなか繊維回収日に出す気にはならないのよね~
ところで今回のブログ、更新日が11月6日になってるよ