青梅商工会議所にて開催されたエコノミスト:野田聖二氏による 「東日本大震災後の景気とマーケットの行方」セミナーを受講して来ました。
私、経済ド素人ながら受講した感想をいくつかのポイントにまとめてみます。
● 景気ウオッチャー調査=街角景況感(全国2050人の景気ウオッチャーに景気感を尋ねた内閣府のアンケート調査)は、プロのエコノミストの予測より当たっているそうです。 理論よりも動物的な感の方が当たるって言う事かも。
● その景気ウオッチャー調査から、3つのルールで景気の先行きを読むことができます。
・現状判断DIが前月から1.5ポイント以上改善 → 景気の先行き改善〜( ゜ー´)b
・現状判断DIが前月から1.5ポイント以上悪化 → 景気の先行き悪化…(●_●;)
・気象要因(猛暑・冷夏)で一時的に改善や悪化 → 先行きDIで見極める!
● 震災後の経済は6月現在、予測よりも大幅に改善している。 (^。^;)ホッ!
● 自粛ムードも薄れ、年内は復興需要で更に経済は改善して行くと思われる。
特に設備投資回復(機械受注など)が景気を後押しする。
実質GDP(季節調整済年率)は今年の10月を待たずに震災前の状況まで戻る。
● 復興需要が一段落すると、世界の景気の流れと連動する。
来年後半は不安要因がある。
・米景気減速懸念 → 円高の可能性
・原油高 → コスト増になり低利益
・新興国(インド・ブラジル)の株式市場を先読みすること。
以上がセミナーのまとめです。
景気の動向は、投資はもとより 在庫管理やマーケティング戦略の立て方などに有効利用できます。 しかし…簡単に言ってくれますが、常に景気動向を予測しながらの経営って大変だなあ。
エルグデザインのこれまでを振り返ってみれば 生来のノンキさからこれまで経済状況にこまめに対応する事は無く 当然のごとくバブル時にひと山当てる事など無いまま 逆にバブル崩壊、リーマンショック時はなんとか製造業に必要としていただけました。
経済環境など無視しての、奇跡です。
しかし、今後製品を立ち上げる際のマーケティングには 経済予測を加味する必要性を感じています。
庭のノウゼンカズラが鮮やかな夏色に咲き始めました。
今が盛りのアジサイもそうですが、今年の花芽は昨年の新芽から芽生えます。
人間も自然も、今出来る事を誠実に成し遂げる事が サスティナブルに生き残るための方法なのかもしれません。
大きな山を当てられないのが難!ですが…。
コメント
申し訳有りません、今日朝親父が亡くなりました。
7/2キャンセルお願い出来ますでしょうか。
またまたすいません、宜しくお願い致します。
突然の事で絶句しております。
ご家族のご心痛に、心よりお悔やみ申し上げます。
キャンセル、クニちゃんへの連絡はお任せください。
また別途、連絡入れます。