母との面会の旅

母の入っている高齢者施設は面会制限が厳しく、2日続けて面会できる日が限られています。
そこをなんとか調整して6月28日から2泊3日で出かけることになりました。

年と共に高速道路の車の移動には慎重になります。
荒天や夜などのリスクはもってのほかで、ただただ安全運転あるのみ!
なのに非情にも天気予報は台風7号と8号が接近中で大雨予報。
台風は大ごとなく通過してくれそう!と安心したところ、26日の夜になって山梨で震度6弱の大地震。
中央道は大丈夫?と気を揉みましたが、予定通り決行することになりました。

先ずは実家に行立ち寄って、母に必要な服などをまとめて施設へ向かいます。

施設は緑に囲まれたのんびりしたところにあり、スタッフの方々はとても親身になって対応してくれました。
母との再会の喜びもそこそこに、この日は母の部屋のテレビをニカママが使っていたテレビに交換するのがメインです。
恥ずかしながら東京と長野はケーブルテレビの電波が違うことを知らず、受信エラーに四苦八苦。
チャットGPTに解決法を聞きながら、ニカさんと一致協力して周波数をセットし直し無事に映ったところでやっと一息つけました。


面会制限の15分を大幅にオーバーする1時間の滞在となり、名残を惜しむ母をなだめて早々に引き上げることとしました。
面会の後は、この施設の近くに住むいとこのお宅にお邪魔します。

母の若くして亡くなった姉の娘、いとこのKちゃんとご主人です。(写真はKちゃんより)
成り行きで、少し並びに違和感ありますが…。

自然に囲まれた別荘みたいな素敵なお家で、子供達が巣立った今はご主人とお二人で幸せそうです。
大人になったからなのか、親族の血なのか、あまり会う機会のなかった若い頃より、今の方が通じ合うものが多い気がしました。



ビジネスホテルに宿泊し、翌日は11時から15時半まで母を連れての外出です。
この日も実家に寄って母の荷物を追加でまとめて母の元へ。

92歳になる母は、車椅子での移動しかできないので、運転だけでなく、車椅子を畳んで上げ下ろししてくれたり、母を乗せて移動させてくれるニカさんは本当にありがたいです。

施設の近くにあった洋服屋さんものぞいてみました。
久しぶりに一緒のお買い物で、母へ2着の上着をプレゼント。



お肉を少し食べたいという母の希望で、ランチは近くの温泉施設にて。
お肉も食べましたが、信州名物・五平餅を美味しい美味しいと喜んで完食してくれました。

ここでやっとお互いに顔を見合わせながら、ゆっくり話ができました。

母をお手洗いに連れて行こうとした時、さっさと「多目的トイレ」を探してくれたニカさん。
ニカママと過ごした日々の置き土産です。

この後は母の食糧などを買い足して、無事に時間どおりに施設へ送り届けることができました。

母の体調も不安要素でしたが、喜びや刺激が良い影響を与えてくれたようです。

母の喜びで私たちの努力も報われました。


3日目は施設が面会不可日なので、子供の頃以来になる「飯田市立動物園」を観てから帰路につくことにしました。

私たちがこの日の開園一番乗り。
通りがかりの街のおじさんが写真を撮ってくれました。
ここは入園無料で、鳥と小動物中心のほのぼのとした動物園です。


空に羽ばたけない鳥や、草原を走れない動物を見るのは、可愛いながらも心に棘が刺さった気持ちになります。

でも飼育員さん達からは動物に対する愛情を感じたし、何より動物が近いのが嬉しい動物園です。

これに暮らすのが宿命なら、皆に見てもらって可愛がってもらって暮らして欲しいなぁ。


と、盛りだくさんなような、慌ただしいような母への面会の旅は無事に終えることができました。

母の今後の楽しみのために、たくさんの服を持ち込んだので、昨日はキャスター付きのハンガーラックと20本のハンガーを母宛に送り今回のミッションは完了です。

けっこうお金も使っちゃったけど、運転から何から何まで、全面的に協力してくれたニカさんには感謝しかありません。

また母との電話の日々が戻って来ましたが、施設の雰囲気がわかったので安心して対応することができるようになったようです。

悔いの残らないように行動できることは、ありがたいことと実感しています。

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コメント

  1. アトム より:

    遠距離支援、お疲れさまでした。
    最新の車は運転支援システムがあるから高速移動は楽だろうね。
    車椅子になると足も細くなって悲しくなってしまう。
    お母さんが施設を気に入ってくれているのが何よりです。

    • ヨシコ より:

      >アトムさん
      ナビがあるので道案内でモメることは無くなりましたが
      それでも合計700kmほどの移動は乗っているだけでも疲れました。
      こちらも高齢者なので、故郷は遠くなるばかりです。

      昔は太るのを気にしていた母も、今では40kg台になってしまいました。
      どう見ても自宅での生活は無理だったので、とりあえずは一安心です。

  2. カネゴン より:

    お疲れ様でした~
    お母様、思っていたよりお元気そうで何よりです。
    親孝行できたし、お互い良い思い出にもなったね。
    車椅子を押す様子はニカママの時を思い出すな~

    従妹さんはやっぱり親族だね、ヨシコちゃんに似てるわ

    施設の面会制限はちょっと厳しすぎるね。
    感染症対策なのかしら?
    遠くから来ている人にはもう少し融通をきかせてくれても良いのにね。

    動物園は昔のイメージのままだった?
    タヌキ…
    さすがこの辺のタヌキより、毛並みが良いね~

    • ヨシコ より:

      >カネゴン
      ただいま〜。
      やっぱり疲れはあるけど、ひとつ責任を果たせてホッとしたよ。
      ニカママの時の経験があったからこそ、今回の介護もスムーズだった。
      何事も経験だよね。

      従姉妹は昔は似ていなかったのに、私の母にも似て来ているから不思議だよね。

      この施設は、面会できる日と時間帯がすごく限られているのが難なのよ。
      前日までに予約して行っても、面会時間はたった15分。
      2日続けて面会するのも難しいしね。
      もう少しなんとかして欲しいわ。

      この動物園は、羽村動物園よりもっと小さな動物園。
      タヌキだけでなく、ハクビシンや、山羊、亀もいて、
      近くの山から迷いこんだの?という感じ。
      昔はライオンくらいいたような気もしたけど、幻だったのかなぁ。

  3. 直子 より:

    おお、よっちゃ、行ってきたんだね。
    おばさんにそんなお姉さんがいたなんて知らなかったよ。
    この人はよっちゃのいとこなんだね。
    おばさんも元気そうで楽しい時間が過ごせて良かった。
    それから飯田の動物園。
    子供の頃、一年に一度だけこの動物園に連れて行ってもってそれがとても楽しみだったよ。
    高校生になって最初の土曜日にもここに寄ったなぁ。
    あの頃とはだいぶ変わっているみたいで懐かしい風景はないけど、気持ちは懐かしさでいっぱいだよ。
    母はおばさんと電話で話せたのかなぁ。
    あの歳になると電話で話すことさえ難しいことになっちゃうんだなあ。

    • ヨシコ より:

      >ナオチャ
      母の姉は29歳で病気で亡くなって、その時いとこは4歳だったの。
      その後叔父さんには後妻さんが来たのでKちゃんとは頻繁に会うことがなかったのよ。
      でも今になってみれば、良いお姉さんがいたような気分かな。

      今回も慌ただしかったけど、母には喜んでもらえて良かったよ。
      問題は、いつまでその気分が続いてくれるかなんだけど。(*^^*)

      ナオチャもあの動物園にはよく行ったのね。
      今までよく続いて来たものだと思う。
      随分老築化していたけど、ずっと残って欲しいね。

      母は、スマホの電話番号登録を削除しちゃったみたいなのよ。
      いじり倒して、変な操作しちゃって、毎度スマホトラブルでアタフタしているよ。
      色々なことが、どんどん出来なくなって行くって辛いよね。