2003年12月 2日

散歩道

通勤時間ゼロという生活のために当然ながら毎日運動不足。 そんな中でエルグデザイン一同のささやかな運動が散歩です。 ウチの回りは農道や霞川の遊歩道があるので気分は毎日田舎への旅行気分。 しかし、時には異次元へ旅してしまう事もあるのです。

ウチから徒歩3分の「人呼んで、青梅サファリパーク」は、普通の民家なのだけど、道の脇に檻がいくつも並んでいる。 そこに飼われている動物達はすでにペットの域をはるかに超えていて、 ロバ3頭、他、ヤギ、ウサギ多数、犬、鶏、は当り前。 檻にガシガシとぶつかっているのは...いのしし。 黒いものがうごめいていると思うと...それは、カラス。なんで? さあ、ここを通過すればあなたもすでに異次元空間の入り口です。

ある日の散歩ではニカさんに向かって「おじさん、外人でしょ〜?、外人でしょ〜?」 と叫びながらついて来るニッポンの小学生達がいた。 ニカさんは茶パツでもなければ足も長くない、 どこからみてもリッパな日本のおじさんです。 そりゃあヒゲは生えてるけどさあ..やっぱ、からかわれたのか。 それともアンタ達が宇宙人?

またある日は見知らぬ小学生の女の子から、 「ねえ、ウチに来て遊んで行って!」と誘われた事もある。
「誰にでもそんな事いったら危ないよ」と言ってはみたけれど 小学生とはいえ、知らない家に誘われるのも恐いものです。 もしかしたら山姥かもしれないしね。

ある奇跡の日は「今夜の夕飯に青物の野菜が欲しいなあ...」と考えていたら 目の前の農道のカーブを曲がった軽トラの、ほうれん草の山から一束落ちて来て
そのまま走り去ってしまった。 キツネにつままれた気分だったけど、その晩に食べたら ちゃんと普通の(しかも採れたての)ほうれん草の味でした。

ある夜は街灯もない真っ暗闇の道を歩いていたら、どこかのお兄さんに 「すみませんが..この道を薄いピンク色のシャツを来た人が通 りませんでしたか?」
と訪ねられた。お兄さんには回りの景色が何か見ていたんでしょうか。 心の目かなんかで...

昨日は少し薄暗くなった頃... 農道でおじいさんとすれ違ったので「こんばんわ〜」と挨拶した。 でも...おじいさんはムッツリ無言...無愛想なおじいさん...
と、スレ違うと同時にブッブブブ〜〜〜ブ〜、と長〜いオナラの御挨拶。
雰囲気としてはギャグではなさそうです。 とにかく今逢ったのはおじいさんの格好をした妖怪だと言う事で納得するしかありません。

時には恐怖に、時には奇跡に満ちた、摩訶不思議な世界が ちょっとしたはずみで日常と繋がっているのは面 白い事で、 たかが散歩と言え、なかなか奥は深いものです。


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