御嶽神社:夏の夜神楽

エルグデザイン一同、御岳山にある武蔵御嶽神社の夜神楽を見学して来ました。
御嶽神社の神楽は、無形文化財の指定を受け、社家32戸の世襲により二百数十年伝承されているものだそうです。
本来は神に奉納する舞いだそうですが、観客に見てもらった方が稽古にも熱が入るという事で、夏の間、第四日曜日の夜8時から御嶽神社:神楽殿にて無料で一般公開しています。
(登りのケーブルカーは滝本駅発18:30が最終です。帰宅時は臨時便が出ます。 18時以降は上のお店は全て閉まっていますのでご注意ください。 宿泊施設は整っています:要予約)

ちょうど季節はレンゲショウマの花が満開で、山道を楽しませてくれました。
工業デザインの事務所エルグデザイン

神社まで行ったは良いのですが、何の案内も無く、誰も居ず、携帯も通じず… 神楽殿の場所は一体何処なの?神様〜!
地元の女の子やお店の方に親切にしていただきやっとたどり着く事ができましたが、 猛暑の中、御嶽神社と神代ケヤキとの山道を2往復してしまいました。

実際は、写真正面右の入り口が開演の30分前に明かりがついて開きます。
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やっと落ち着き一安心。
観客は、正面御簾の奥にいらっしゃる「神様」への奉納の舞いの後ろ姿を見せていただきます。
本日の演目は4つ。演目の案内を配布していただけるので話の大筋がわかります。
最終的には観客は100名程集まりました。
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最初の演目は「奉幣」。
やや暗い舞台での笑顔の面の印象は「恐怖」です。
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続いて「鍛冶」 左の御簾の中でお囃子を演奏しています。
時々音が外れたり、舞と合わない事もあるのですがそこが逆に 生活に根付いている文化という感じがします。
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4人の演者が掛け合いで登場する「天孫降臨」
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最後はパワフルな「山の神」。舞の後、無病息災にご利益のあるお餅が投げられます。
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お餅を手にニッコリするのは、道案内から、会場でずっと一緒に居てくれた女の子達。
「御岳山を守る家の後継者」という、宿命の星の元に生まれています。
話していると、山をとても愛している様子が伺われる、素直で可愛い女の子達でした。
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終了は夜9時。御嶽神社のかがり火に見送られて山を下ります。
「聖なる山」から夏の夜のパワーを頂いた気がしました。 工業デザインの事務所エルグデザイン

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コメント

  1. gop より:

    夜神楽ですか。大晦日、嫁実家至近の神社で年越し夜神楽は時々見ますよ(寒いから時々ね)
    で、今回はビール無し?さぞかし辛かった事とお察ししますが(^^
    9/4は何処にします?

  2. アトム より:

    最近気になっているレンゲショウマがいいですね~
    ご当地が有名らしいですね

  3. ヨシコ> gopさん より:

    近頃ドライブがてら遊びに出かける事が多くなったので
    試しにノンアルコールビールを飲んでみました。
    ニカさん曰く「だめだ..。これなら水で我慢する!」だそうです。
    (^0^) 
    でも「ノンアルコール日本酒とか、コレから増えるかもね。」
    などと想像しています。

  4. ヨシコ> アトムさん より:

    今週の日曜日。まだ見頃と思いますが
    ウチから一時間かかるのでちょっと遠いですよね。
    それでは道中、お気を付けて!
    楽しみにお待ちしていま〜す。