自動車の行方

「2015年東京モーターショー」へ行ってみました。自動車は、プロダクト製品の中で、最も高い技術の塊と言って良いと思います。と言いながら、人ごみが苦手な私は、キャリア30年以上で今回が始めての見学です。自動運転が、脚光を浴びている事もあり、各社が未来の自動車をどの様に考えているか関心がありました。今回のショーを見て、概略と感じた事を書いてみたいと思います。

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■ベンツ社では、すでにハンドルの無い車を発表しています。同社は、車社会の新たな形として「セカンド・タスクスペース」を提案しています。日産とトヨタも同種の今回のショーで発表しましたが、グーグル社が、ハンドルの無い車を先行発表したので「出遅れちゃまずいぞ、作っちゃえ」の感はいさめないのが少々残念です。 さて、自動運転の車についてなのですが、 私は「自動運転の車」を大歓迎したい一人です。理由は、簡潔で、自動車の運転が楽しいと感じられないうえに「出先で旨いものを肴に一杯やりたい」と言う理由です。そもそも私は、「車は移動手段」と認識していますので「自動運転の車」が、実現したら観光バス気分でどこへでも行けますので、大歓迎なんです。しかし、残念ながら「万が一の事故の責任は、、、、、」の法整備がしっかりするまでは、実現は難しいと思われます。 ですが、高齢化が進行している日本では、確実に自動運転への移行は必要で、その時は、車と人が運転する車と混在する事になります。 悪意のある人は確かに存在するし、善意の人でもヒューマンエラー(ぽかミス)を起してしまうことはやむを得ない事で、それをなくす事は不可能だと思います。 ですので、 私にとって、自動運転はとても有り難い事ですが、やっぱり「手放しでは喜べない進化」なのです。

■デザインでは、今回はスバル社のぶれないデザインが気に入りました。

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■YAMAHAのコンセプトカーです。以外なデザインでしたが、いよいよ量産でしょうか?

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