病院にてハハーズ再会

ニカママが緊急入院してからのこの12日間は、これまでに体験したことの無い世界を覗いてまいりました。

実際に日本の福祉は、有効に利用さえすれば、想像以上に充実しているのだと感じます。
後期高齢者の医療費は、国で厚く保護されていることを知りました。
●医療費の支払いや、退院後の生活面での相談に、病院から「相談員」がついて適切なサポートをしてくれるありがたさも知りました。
●要介護認定者に付くケアマネージャーさんは、要介護者やその家族の問題にも親身になって相談に乗ってくれることも知りました。
●弱者に法的な問題がある場合は、「法テラス(日本司法支援センター)」という国の支援があることも知りました。
●公的機関の情報収集へのインターネットの有効性も改めて感じています。

最近は病院通いとトラブル解決のために仕事に没頭できない日々が続いておりますが、これも幅広い経験と情報収集に繋がる貴重な体験と感じています。
人生は前向きで生産性のある日々ばかりではありません。
今は、自分たちの時間は無尽蔵に取られ、前進はなく、疲れも感じます。
こういう時こそ自分の底力を試されている時なのでしょう。

週の半ばに、私の母がニカママのお見舞いに訪ねてくれました。
今回は、たった1回、病院にて1時間ほどのハハーズ再会です。
入院中の友子見舞い照子.jpg

お互いに再会を喜び、再会を誓う良い時間が持てました。
「希望」という言葉が持つパワーも、改めて感じています。

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コメント

  1. 直子 より:

    まだいろいろと大変なんだね。
    確かに今までなかった場面に遭遇すると今まで知らなかったことを知ることが多いよね。
    相続とか不動産取得とか私はそんなことを勉強したよ。
    法テラスという存在もそんなことで知ったなあ。利用したことはないけどね。
    ニカママの細い腕が痛々しいね。
    それにそっと手を添えるおばさんの気持ちが伝わってくるみたい。いい写真だね。

  2. カネゴン より:

    突然やってくる介護への戸惑いで、最初は気が張っていても、だんだん疲れてくると
    心が折れそうになってくることもあると思うよ。
    そんな私をヨシコちゃんをはじめ、友達が支えてくれた。
    今度はお返しをする番だから、ストレスが溜まったらいつでも連絡してね。

  3. アトム より:

    やっぱり火事場の底力でしょうか
    引き下がれない状況での気の持ち方
    試されている、と考える切り替えは立派です

  4. ヨシコ>ナオチャ より:

    ニカママの体重は、30kgくらいしかなくて本当に痛々しいよ。
    比べて、我が母の逞しさ!(^-^;)..
    骨太と肉付きも老後には必要だね。
    ニカママは、あるはずの年金と預貯金がすっかり無くなっており
    法テラスのお世話になることになりました。
    このままでは安心して余生を送ってもらえません。
    入院+そんな厄介も抱えているので、大変なのよ。(▼▼#)

  5. ヨシコ>カネゴン より:

    ありがとう!嬉しくて涙が出ちゃう。
    でもご高齢の両親を抱えて、終日お世話しながら
    仕事もしているカネゴンに比べたら
    私の方がず〜っと楽だよ。
    いつもの日常のバランスが一箇所崩れると、様々な問題が露見するものだね。
    話すことはたっぷりあるよ。
    呆れちゃうような話だけど、今度聞いてね!(^_-)-☆

  6. ヨシコ>アトム より:

    そんなにお褒めいただくほどの覚悟もないのですが…、
    こちら、二人とも楽天的な方なのでなんとかやってます。
    こういう時こそ、何でも率直に話し合えるパートナーで
    良かったと思います。
    夫婦は一蓮托生ですね。