91歳になった母の様子伺いに、2泊3日で帰省して来ました。
自宅近くの天龍川は、私の原風景です。
昔はススキや月見草で輝いていたのに、今では外来種らしき蔓草に覆われていたのが残念です。
故郷は、記憶の中のままが美しいようです。
毎日の母との電話では言葉が少したどたどしいので、ベットに寝たきりの衰えた姿を覚悟して行きましたが、意外に元気な様子で安心しました。

パジャマでなく普段着で生活する事は、自分にも周りにも効果があるように感じます。
と言っても、誰かのお世話にならないと1日、いや半日たりとも生活できないのも事実です。
本人は「どうしてもこの自宅で暮らす」と言い張りますが、フルタイムの仕事もあるお嫁さんの様子を見ていると、そろそろ限界のように感じます。
嫁は姑に仕えるもの、とした母の時代とはもう時代が違います。
施設を世間体が悪いと気にすることもないのに…。
今回の帰省では、母の話を聞いたり、髪をカットしたり、食事の用意、食材の補給、冬物への衣替え、掃除、母のスマホのデータ整理、ケアマネさんとの打ち合わせ、とフル回転孝行して、その時々の母はとても喜んではくれましたが、最期に施設行きの件で決裂してしまいました。
割り切れない気持ちを引きずりながらも、自分の生活に戻っています。
二三日留守した間に庭の金木犀が咲き始め、良い香りが疲れた心を癒してくれました。
数年前に畑のおじさんからもらって挿し木したムラサキゴテンも花盛り。
そして本日やっと新しいiMacが届きました。
これからセットアップを始めます。
セットアップが完了するまで、雑念を忘れて集中できるのは救いです。
コメント
遠距離介護、お疲れ様でした。
お母さま、お元気そうで何よりです。
施設に入る入らないは、もうお互いストレスだよね。
私の母の時は健康診断だと言って騙して連れて行ったからね。
幸い10分前の事も忘れる認知症だったから、途中からはディサービスかショートスティと勘違いしていたけどね。
見舞いに行くと、必ず「夕方迎えに来てくれるんでしょう」と言われると切なかったよ。
それでも、その場所が嫌、という事は無く、楽しそうにしていたから、それで良かったと思ってるよ。
ヨシコママはまだ頭がしっかりしているから、自分で納得しないと無理だもんね…
ただやっぱり施設に入っちゃうと、出来る事がますます出来なくなるから、家族も迷うところだね。
良い方向に向かう事を祈ってるよ。
まずは新しいMac、大変だけれど、ちょっとワクワクだね。
>カネゴン
カネゴンも色々とご苦労があったのよね。
母の介護は、私にはどうしようもなくて
お嫁さんに随分と負担をかけてしまっているのが一番気になっているところなのよ。
年を取ってあれこれが出来なくなる気持ちの本当のところはわからないけど
私なら、お嫁さんの世話になるより施設の方が安全だし気楽だと思うのだけどね。
今の所私にはもうどうにもならないから傍観するしかないみたい。
タイムマシーンから新しいマックへのデータ移行は随分楽になっていたよ。
でもウィルスバスターがうまく稼働しなくて、ただいまドタバタ中なの。
順調に動き始めて、新しい機能を見つけて行くのは楽しみだよ。
よっちゃ、やっぱり帰省していたんだね。
どんなに景色が変わってもやっぱり故郷はいいよね。
おばさんは母より5つも年下だったんだなぁと小学生の頃を思い出しているよ。
母も歩くのがやっとこさっとこの状態で、この問題は他人事じゃないなぁ。
私もよっちゃと同じように考えるけど、自分がその立場になったらまた違う気持ちが湧いてくるんだろうか。
決裂しちゃったのか。
切ないね。
毎日の電話は続いているんだよね。
それから新しいパソコン。
セットアップが終了するまで雑念を取り除ける気持ち、よくわかるよ。
私はもう自分でセットアップする気力がなくて今のパソコンもその前のも息子にやってもらってしまったよ。
>ナオチャ
故郷は遠くにありて思うもの・・・よ、やっぱり。
すごいなぁ。おばさんはまだ自分の足で歩けるんだね。
母は、転けたら起き上がれないからちょっと難しいわ。
それに世代によって考え方は変わるよね。
私たちの世代は、施設の方が気楽って、たぶん似たように感じるのだと思うけど。
田舎のお嫁さんは、まだ古い慣習の中で大変だと同情しちゃってるよ。
このコメントはやっと新しいMacで書けているよ。
セットアップは昔からしたら随分楽になってるからナオチャも大丈夫だよ。
立ち上がってもまだ完全じゃ無いから、ちょっと気持ち悪いのよ。
早くスッキリしたいなぁ。
憎らしいことに河原を覆い尽くす葛は日本在来種なんですよね。葛こそが最優先の駆除対象植物だと思います。DNA標的駆除剤なんかできたらノーベル賞だと思います。
ウチの時は「私は自宅で一人暮らししたいけど、お前が施設に入ってくれというなら従うよ」と話し合いました。
その代わり毎週自宅に日帰り帰宅しましたが、残念ながらコロナで面会もままならなくなって亡くなりました。やれることは全部やったつもりですが、それだけが救いかな。
>アトムさん
外来種で日本の風景もだいぶ変わってしまいましたね。
アトムさんのブログの写真は、日本の古来の風景を残す意味でも貴重です。
話し合いでお母様が納得してくれたのは良かったです。
毎週自宅に帰宅というのも大変だったとは思いますが、後悔はないというのが大切なことですよね。
ニカさんの母の時も、できるだけのことはしたつもりなので後悔はあまり無いですが
実母のことはこの先どうなるのか…。
どう転んでも後悔の念が残る気がしますが、成るようにしかならないようです。