今年も桜の季節が巡って来ました。
先日は友人夫婦の案内で、日本三代桜、山梨県實相寺の山高神代桜を訪れました。
この日帰りツアーは、企画、運転手、添乗員、ガイド、全て友人夫妻にお任せのお気楽極楽旅。
奥様が山梨出身なので、現地情報盛りだくさんで頼り甲斐があります。
ツアーの最初は、手打ち蕎麦:くぼ田のウェイティングリスト(開店30分前ですでに2番目)に記名してもらってから、歩いて近くの日本酒七賢の酒蔵へ。
趣のある酒蔵と敷地内を散策しました。
良さそうなお酒や、酒の肴を物色するのも楽しみの一つです。
人気のお店だけあって、接客は丁寧で、お蕎麦も天麩羅もスッキリして美味でした。
特に、大きく新鮮なフキノトウや舞茸をカラッと上げた天麩羅がお見事。
合わせて七賢の日本酒も美味しくいただきました。
ここですでに十分に大満足ですが、ここからが本番の實相寺に向かいます。
實相寺には神代桜を目当てに行きましたが、境内には宇宙に行ったタネから芽生えた桜、他、1本だけで絵になる桜が盛りだくさんで、ぐるっと一周どこを見ても満開の桜だらけ。
たっぷりと、目と心の保養をさせていただきました。
ニカさん初の自撮り棒で、とりあえず4人の記念写真。
こちらが、樹齢推定2000年。
ヤマトタケルノミコトが手植えされたという言い伝えまである山高神代桜です。
見たこともないほど太く歴史の重みを感じる幹を、たくさんの柱が支えていて、神代の時代からあるというのも頷ける風格です。
キリスト誕生と同じ頃に芽生え、文明の進化と争いの中を風雨に耐えて2000年生きて来たとは…、すごい生命力。
こちらは神代桜の裏側です。
花は溢れるように咲いていますが、さらに細かい支柱が太い幹を支えている様子。
最近、年齢による衰えを感じる身としては、この老桜に励まされる思いでこの場所を後にしました。
車での移動中は、そこかしこで桃の花も満開で、まさに山梨は桃源郷でした。
そして山梨といえばワイナリー!
今回はモンテ酒造の見学をさせていただきました。
最後はワインの試飲もできるという素晴らしい企画で、気分は上々。
ハンドルキーパーさん、どうもありがとう!
連れて来てもらわなければ、神代桜を目にすることもなかったでしょう。
思い出に残る1日をありがとうございました。
旅計画好き(カネゴンと同じ(*^^*))な奥様は、次回の企画も立ててくれるようです。
あまりに至れり尽くせりで介護老人になった気分もありますが、お言葉に甘えて夏の旅を楽しみにしています。
コメント
もう桜がこんなに咲いているんだね。
こっちはまだなので、気温の違いを感じるよ。
これからはお蕎麦が美味しい季節だね。
やっぱり桜は特別な花だなぁ。
桜で一度書かないといけないなぁ。
ちょっと足を延ばせばいいところがたくさんあって羨ましいよ。
夏の計画も楽しみだね。
>ナオチャ
今回の桜のお寺は山梨でも長野県に近い方だけど、やっぱりそちらの方が寒いのね。
確か松本城の桜も見事なんだよね。
きっと松本の方が満開の季節になったら、華やかだと思うよ。
ナオチャは忙しいと思うけど、やっぱり一年に一度はゆっくり桜を眺める時間を持てれば良いね。
昨日まで青梅は寒かったけど、今日は暑いくらいの陽気になったよ。
この陽気だとあっという間に散っちゃうものね。
ニカさんも私もどちらかというと、出不精なのよ。
こうして誘い出してくれる人はありがたいわ。
運転手付きで、お酒が飲めて、桜も見られて最高じゃない!
そして見事な桜だね~!!
このお酒と蕎麦の日帰り旅、以前電車で行くことを考えた事があるのよ。
でも電車となると時間を見ながら慌ただしくなりそう…って実行できなかったのよ。
やっぱり山梨は車じゃないとちょっと不便よね。
動き出すと、また次へ動きたくなるものよ。
勢いがあるうちに、そして体力があるうちに、ニカ家もどんどんお出かけしてみるといいよ。
>カネゴン
カネゴン家の桜の旅も見事に贅沢だったね。
ウチの場合は、出不精で、めんどくさがりで、その上お酒も飲みたいので、
今回のツアーは最高でした。v(^-^)..
いざ出かけてみれば、やはり新鮮な感動があるのよね。
出不精と言っていないで、これからは出かけてみるよ。
確かにあの場所は車でないと不便かも。
でも高速を使えば近いし、見応えあるコースだったよ。
神代桜、日本画や写真家による素晴らしい作品を良く見ているので羨ましい!
さすがの風格です。
ジモティ案内は最強、楽すぎてしっかり脳に刻み込まないとね。
まあパソコンで孤軍奮闘したご褒美ですね。
薄墨の桜、鰐塚の桜など行ける距離の有名な桜もあるけど人が多そうでつい躊躇してしまいます。
自撮り棒の距離感は活き活きとしてる。
酒は飲まないけど数年前くらいに七賢の酒蔵見学したなあ。
>アトムさん
アトムさんのブログで神代桜の絵を見た時、これを見に行くんだ!と興奮しました。
実際に比べてみると、絵になった当時とは形がずいぶん変わっているようです。
中央の太い幹は無くなっています。
色々な保護活動をされているようなので、少しでも長く繋いで欲しいですね。
そうなの。至れり尽くせりの旅は、ボ〜っとしちゃって緊張感なくてダメですね。
まあ、甘えるというのも許される年頃になったということで!