梅の頃の訃報

ニカさんの、大学時代の落語研究会のT先輩の訃報が入り、今夜ニカさんは通夜に出かけました。
今頃は切なく、泣けているかもしれません。
胃癌による、享年63歳の早過ぎる死でした。
「仕事を辞めたんだって?」「そうイガン退職!」と言えるシャレた方でした。
ニカさんが大学時代、落語研の友達と銀座で飲んでいるうちにお金が足りなくなり、就職していたT先輩を呼んで飲み代を支払ってもらったという武勇伝があります。T先輩が来てくれると分かった途端にビールを追加注文して、店の人にたしなめられるというおまけ付き。
その後、T先輩が来て店の支払いを済ませた上で「お前たち飲み足らないだろう」と別の店に連れて行って奢ってくれたと言う、信じられないようなおまけ付きです。
T先輩の新婚の家に友達と遊びに行って泊まり、翌日Tさん夫婦を「いってらっしゃいませ〜!」と送り出し、主のいない家で一日中飲み続け、T先輩が帰宅した時は「おかえりなさいませ〜!」とお迎えし、「お前たち、まだいたの〜。」とあきれられながらも、またその晩も付き合ってくれたという逸話もあります。
私たちが結婚する頃、多摩美の落語会の流れで私も一緒にT先輩宅に集まり、そのまま大勢で泊まり、奥様にも大変お世話になりました。
本当ににこやかで、人の良いご夫婦でした。
娘さんが生まれた年の年賀状は、「今日子!」と娘さんの名前が大きく書かれ喜びに溢れていたのが印象的でした。
その娘さんもすっかり立派な大人になって、今夜は奥様を助けていることと思います。
1年半ほど前にニカさんがT先輩に会った際に、大変お世話になった御礼を言えた事が救いだそうですが、その時T先輩は「オレも楽しかったから、良かったよ。」と言ってくれたそうです。
でもその頃にはT先輩の体調は思わしくなく、きちんとした恩返しなどできないままになってしまいました。
亡くなった人への供養は、その人との思い出を回想する事のような気がします。
でも一番大切なことは、生きている今日、大切な人に感謝の気持を言葉と行為にして伝えることですね。
梅.jpg

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コメント

  1. アトム より:

    同世代の訃報、お悔やみ申し上げます
    多摩美落研なら多分私も顔は知っている方でしょうね
    客観的に見れば私たちもそろそろ・・という世代ですし
    自分なんか、良くこの歳まで生きられたと感じています
    お互い感謝し、感謝されながら生きていきましょう

  2. ヨシコ>アトム より:

    間もなく日が変わりますが、ニカさんはまだ帰って来ません。
    落研仲間との献杯で盛り上がり、終電ぎりぎりで間に合うか!
    の状態です。
    当然私は、心配して怒ってます。 (▼▼#)
    若い頃とは違うので、無茶はしないで欲しいのですが、
    昔の仲間と会うと、気持ちだけ昔に戻ってしまうのでしょうねぇ。

  3. gop より:

    お悔やみ申し上げます。
    昨日は私も元多摩美の方と飲んで午前様、許してあげて下さいな(^^

  4. 直子 より:

    そうか、私たちもだんだんそういう年齢になっていくのですね。
    思い出を共有できる人の旅立ちは寂しいよね。
    私も9年前にそれを経験したけど、まさか自分にそんなことが起きるなんて思ってもいませんでした。
    もう彼女より9年も長く生きてしまったよ。
    ニカさん、無事に帰ってきたかな。

  5. ヨシコ>gopさん より:

    電車に乗るだけでも2時間かかる場所で、
    10時半を過ぎても、まだ仲間と飲んでたら
    こちらは帰りが心配で眠れもしません。
    家で待つ人の気持ちも考えて行動しましょう!
    (^_-)-☆ 

  6. ヨシコ>ナオチャ より:

    彼女は、40代で逝ってしまったのですね。
    決しておばあさんにはならない彼女は、やはり寂しいね。
    ニカさんは、午前1時頃帰って来たよ。
    酔ってもいなかったし、途中で駅を乗り過ごすこともなくて安心しました。
    そんなに遅くまで話していたのに、
    まだまだ落研仲間との話しは尽きないようでした。