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2017年9月24日

お見舞い道

術後の母の体調は順調に回復しているのですが、退院の時期は地元には内緒です。
弟やお嫁さんも一致団結で、いつ退院するのかしつこく聞いて来る地元のおしゃべりおばさんの事は無視しているらしい。

なぜかというと、実家の方では退院の噂が広まると、数人がまとまって自宅にお見舞いに来てくださるのです。
本来は身体を休ませなくてはいけない時なのに、身支度に気を使い、お茶まで出さないといけない立場になってしまうなんて、せっかくのご厚意ながらありがた迷惑というもの。
更に、お見舞いの「御返し」の手配をするのもまた一苦労。
義理に縛られた田舎の付き合いは、本当に大変なものなのです。
大変すぎて、おちおちと退院もできません。

この度の術後数日経った病院に、母の友人が数人まとまってお見舞いに来てくれたそうですが、ここでも母は大いに傷ついたそうなのです。
いつも綺麗なお友達たちがとても華やかにオシャレして来てくれたそうですが、母といえば具合が優れない上に、パジャマ&スッピンでボロボロ状態。
おまけにそんなボロボロの母を「いつもの○○ちゃん(母)じゃないみたい!」などと言ってくれたらしくて、さすがの母も友情を疑ったらしい。
(^-^;)..

逆に嬉しかったのは、遠く離れた友からの、数通のお見舞いハガキだった様です。

お見舞いというのは大変にデリケートなものですね。

幸いなことに、小学生時代に盲腸の手術くらいしか入院したことがない私ですが、病気になった自分を想像すると、友達には弱った姿を見てもらいたくない気がしています。

逆に心身ともに落ち込んで寂しい時に、お見舞いに来てもらう方が嬉しい場合もあると思います。そういう時は遠慮なく友達に「来てね!」コールすれば、お見舞いする方は嬉しい気持ちで駆けつけられます。

事前のコミニケーションで病人の気持ちを汲み取った上で「病人を主人公にして、して欲しい事を叶えてあげて、お返しは不要!」というのが、理想のお見舞い道というものかもしれないなぁ..と、お見舞いについて考えるきっかけになりました。
コスモス.jpg
夏の終わりのゴタゴタもひと段落、この週から空気はすっかり秋に変わりました。

2017年9月18日

虹と同級会

12日夕方の散歩コースで、これまでの人生の中で最高の虹に出会いました。
東の空に、おぼろ二重の半円の虹です。
(☟クリックで拡大します)
虹-1.jpg

夕暮れが近づき、一瞬更に鮮やかさが増しました。
(☟クリックで拡大します)
虹-2.jpg

その直技の日没の西の空は、燃える海のような迫力の空。
この日の散歩は、ず〜っと空を仰いで心を奪われていました。
(☟クリックで拡大します)
夕暮れ-3.jpg

■おかげさまで母の術後の経過は順調で、退院も間近になりました。
一時は電話で苦痛を訴えた母でしたが、今では暇を持て余した電話が来るようになり、こちらも一安心です。

■昨日は新宿で、高校の関東支部の還暦記念同級会がありました。
まだ集合写真しかないので、とりあえずアップしちゃいます。
信州飯田出身の、本当に気持ちの良い昔の乙女達です。
後ろ中央の私の向かって左隣は、同じ中学卒業で超モテモテだったマドンナです。
ナオチャ、誰かわかるかなぁ?(☟クリックで拡大します)
同級会-1.jpg

こちらは二次会のカラオケボックスにて。
前列の4人は、フロントにあった仮装用の服(無料)でコスプレしました。
昔のままのセーラー服姿の女子高生がひとり、時代を超えて紛れています。
前列左の暑苦しい私は、どうやらハッピーなホッピーらしいです。
二人の間の美女は、マイク。右の赤いハッピ(マドンナ)はセール中の電気屋の店員ということになってます。
前の写真はよそ行きの顔、これが女子校の実態でございます。
(☟さすがにこれは、クリックで拡大しません)v(^-^;)..
同級会-2 2.jpg

十分に笑って、喋って、歌って、楽しんで帰宅しました。
帰宅後、ニカさんから「どんなふうに楽しかったの?」と聞かれるのですが...、
記憶を共有する女子同士のおしゃべりの楽しさばかりは、おじさんに説明してもうまく伝わらないんだなぁ。

2017年9月10日

自分の時間

私の母は、癌の摘出手術は成功したのですが、術後の発熱と腹痛に悩まされているらしく、ストレスが溜まって来ると解消役としての私に電話がかかって来ます。
私も母の容態が気になるので、日に2〜3回は電話で愚痴を聞くのも一役と割り切り、とにかく聞いて受け入れて同意して、母が望む言葉をかけるようにしています。

ニカママは元気ハツラツなのですが、週に1度の食事&お買い物のお楽しみ外出の付き添いだけでなく、ニカママの親族間トラブルもあるので私たちの時間は定期的に削がれています。

もちろん大切な仕事・家事・庭の手入れなどの日常はこれまでと変わらずにあるので、母たちに時間がかかる分、自分たちの時間は減り、どこかで帳尻をあわせながらやり過ごす毎日。
一年ちょっと前までの、自己の責任範囲で管理できた時間のありがたさに改めて気づきます。

そんな中で、夕方の散歩の時間は、貴重な心休まる自由な時間。
動物好きな私は、ルルちゃん、サブロー君、モカちゃん、コタロー君、チョッパー君、チーちゃんなどの犬フレンドとの逢瀬を楽しみストレス解消!
猫のチャップリンブラザーズは、最近餌付けでハートをゲットしました。
猫餌.jpg
水彩画のネタ探しの写真撮影も、散歩時間の楽しみの一つ。
夕暮れのヒマワリは、水彩画にするにはドラマティック過剰。
夕暮れのひまわり.jpg

そして、最近は年内に出かける予定のフィレンツェの準備も自分時間のささやかな楽しみになっています。
フィレンツェの本.jpg
単に鑑賞ではなく、少しでも多く歴史や背景を知った上で、少しでも深く体験出来たら良いなぁと思います。
物覚えの悪くなった脳に、情報を叩き込むのに苦労しつつ...。

2017年9月 1日

母へ付き添い

母が直腸の手術をする事になり、付き添いのために帰省してました。
ニカさんは私の母を、友達か同志のように感じてくれているので、今回も応援のために仕事持参で同行してくれました。

最近は心配してもしようがない事は考えすぎないようにして来ましたが、今回は手術に挑む母の気持ちに救われた部分もあります。

母はこれまで大変な事も多かったけれど、頑張って色々挑戦し、努力も実り、充分に満足できる恵まれた人生だったので、いつ死んでも後悔はないそうです。
もちろん手術で病が治ればまた元気に人生を謳歌したいと思いますが、後は成るように成るさ!の心境が周りを楽にしてくれていました。

結果、手術は無事に完了し、懸念された後遺症もなく、術後の経過も順調で一安心。

心配してもしなくても、この結果は変わらないので、取り越し苦労とは本当に無駄な毒ですね。

手術中の親族の待合室にて。
医者の卵の聡一郎も、手術の付き添いに名古屋から駆けつけてくれました。
患者の家族の心境を体感したのは、将来のためにも役立つ経験になったと思います。
手術を待つ.jpg

私は、術後2泊3日で病室で付き添いましたが、初日は何かと介護することがあってほとんど眠れず、翌日は頭の芯がジ〜ンとした状態。
動けない母からは都合の良い召使いのごとく使われ、食事はまともに取れず、もちろんお酒も抜き!
運動不足になってはいけないと、せっせと病院の階段を登り降り。
さぞや痩せただろうと期待して帰宅後体重計に乗ったら、全然変化なし...。
理解不能です。(▼▼#)
手前はラベンダーのポプリです。
乾燥したラベンダーをリボンで結んだもので、リラックスするとても良い香りがしたので、病院の売店で買ってきました。
アロマテラピーの効果にも期待します。
病室にて.jpg

母は、ちょうど6年前にも手術入院をしていますが、その時は100人近くのお見舞いがあり、病室の前に列ができてしまったという逸話の持ち主。
それは気が紛れて大変にありがたかったのですが、やはりゆっくり休みたいし、2回目のことでもあるので、今回は誰にも知らせずに入院しました。
もしこのブログを見た方が母の事を知っても、そっと忖度をよろしくお願いいたします。

病院7階からは風越山が一望できました。
花の女子高生の3年間は、この山への登山マラソンという過酷で大嫌いなイベントがありました。
苦しかったからこそ、懐かしい山です。
あれからウンウンウンウン10年。
随分色々な山があったなぁ...と、しみじみ高校生の自分に語りかける気持ちで眺めました。
風越山.jpg

本日、もう一人の甥の俊太郎が希望する学部の大学院に合格したという知らせがありました。
嬉しいニュースで、ますます元気になってくれそうな母からの電話でした。