2009年8月 3日

G-SHOCKのアイコン


G-SHOCKは二階堂隆がデザインしました
G-SHOCK 特集-5

初代G-SHOCKのデザインは、自分たちが感じているよりも皆様からの関心を持っていただいていると、嬉しく感じています。
そこで、G-SHOCKのアイコンについて開発当初の想いを、初めて言葉でご説明します。

二階堂隆によるG-SHOCKデザインの説明

1-G-SHOCKのネーミングとロゴについて
ネーミングに関して二階堂は、「G-SHOCK」という言葉が浮かんだ時「これしかない!」と確信しました。
しかし社内調整の必要性から数案を提示し、デザイン室内にてアンケートを取りました。
ちなみに、別案は「TRY-X」「ADVENTURE」「FRONTIER」などでしたがアンケートの結果も「G-SHOCK」が一番人気だった為、最終的に二階堂と企画の増田さんとで決定に至ったそうです。
「G-SHOCK」のロゴは[Eurostile Boid]をベースに平体をかけて力強い書体にしています。

2-SHOCK RESISTマークについて
このマークも初代からのものです。
新しいコンセプトの商品にはシンボルが必要であると感じて作成しました。
下向きの三角形は「落下する力」を表現しています。

3-黒のボディついて
当初の「G-SHOCK」のイメージカラーはブラック&レッドです。
ブラックの本体の意味する所は「精悍さ」です。
実際はブラックの樹脂が一番劣化しにくいという理由からも合理的な選択でした。

4-赤いラインについて
赤の表現するものは「アクティブ(情熱)」です。
男性用のウオッチに赤のラインを初めて使ったのは二階堂隆ですが
実は「G-SHOCK」以前に二階堂がデザインしたデジタルウオッチ/200m防水にて
最初に使っています。
二階堂にとってはその機種が「G-SHOCK」の原型と言えるそうです。

5-レンガパターンについて
初代G-SHOCKには、ガラス印刷で繊細なレンガパターンが印刷されています。
細かさは精密さ、レンガパターンは堅牢に積み上げたイメージを表現しています。
イメージの原点は、針金の入った強化ガラスからのインスピレーションです。


最後になりました。
皆様の興味もある事のようで「G-SHOCK」がヒットして
報酬はどのくらいあったのですか?
」と聞かれる事が有ります。
その時は、もちろん正直にお答え致します。
「当時、意匠登録をすると一律1500円が支給されました。
なのでビールで乾杯しておしまいでしたね。」

答えを聞いた方からは「質問して悪かったかなあ...」という空気が漂います。
今後は成果を報酬として還元し、デザイナーのみでなく社内の士気を高めて行くような企業が増える事を期待したいですね。

しかし、初代〜3代までのG-SHOCKを創った事。
当時の復刻版が現在も販売され、ファンの方々に喜んでいただけている事。
モノづくりの原点だった開発当時のストーリーに今でも興味を持っていただける事。
それらが一番の財産であると感じています。

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